大阪コピーライターズ・クラブ(OCC)は、5月30日、31日の2日間で「2015 OCC賞」の審査会を開催し、受賞者を決定した。グランプリにあたるOCCクラブ賞には、河西智彦氏(博報堂)、竹上淳志氏(博報堂関西支社)、田中幹氏(博報堂関西支社)が手がけた「ひらかたパーク 年間来園者100万人挑戦キャンペーン」が選ばれた。準クラブ賞には、大久保浩秀氏(日本エージェンシー)による ひだインテリア「ファニチャーエクスプレス/大決算セール」の「家族愛」篇 TVCM15秒と、黒田康嗣氏(博報堂)による三井不動産リアルティ「三井のリハウス」の「みんなの声鉛筆」が受賞した。
審査委員長を務めた中治信博氏(ワトソン・クリック)は、今回の審査会について以下のようにコメントした。
「いちばん白熱したのは最後のグランプリ投票でした。最近の関西での成功事例である『ひらパー(ひらかたパーク)』は、関西の遊園地が次々と閉園した中で、地元出身である岡田准一さんを起用したキャンペーンで年間100万人来園を達成しました。達成できなければ岡田園長辞任、というサスペンス。誰でも岡田さんになれるメガネも話題に。一方でダークホースとして出てきたのが、ひだインテリア。近頃、親子の確執がニュースになった家具業界にあって『家族どうし仲の良い家具屋』をスローガンとする確信犯のCMです。その両者の争いとなり、僅差でひらパーがグランプリに。おめでとうございます」。
主な受賞作品は以下の通り(受賞者、広告主・商品名、作品名の順)。
【OCCクラブ賞】
・河西智彦(博報堂)、竹上淳志(博報堂関西支社)、田中幹(博報堂関西支社)/京阪電気鉄道・「ひらかたパーク」/ひらかたパーク 年間来園者100万人挑戦キャンペーン
【準クラブ賞】
・大久保浩秀(日本エージェンシー)/ひだインテリア・「ファニチャーエクスプレス/大決算セール」/「家族愛」篇
・黒田康嗣(博報堂)/三井不動産リアルティ・「三井のリハウス」/「みんなの声鉛筆」
【審査委員長賞】
山中貴裕(うたみな)あわら市民のみなさん(福井県あわら市)/福井県あわら市・「あわら観光プロモーション」/「AWARA HAPPY FILM」
【最高新人賞】
長久 允(電通)/カルビー・「フルッツ」/「おんなのうた」TVCM15秒×4
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上記作品を含む「大阪コピーライターズ・クラブ年鑑 2015」は、12月に発刊を予定しています。
昨年度の「大阪コピーライターズ・クラブ年鑑 2014」は絶賛発売中です。
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