大塚家具は2日、東京・IDC大塚家具新宿ショールームで新ブランドビジョンを発表した。1993年以来22年ぶりにロゴマークを一新したほか、スローガンや広告もリニューアル。発表会で大塚久美子社長は「今までの歴史を大事にしながら、未来を作っていこうという姿勢を読み取ってほしい」と、新生・大塚家具をアピールした。
新ロゴマークは、旧マークの赤と黒の配色は残した上で、四角や楕円、円といった空間を感じるモチーフでデザイン。新スローガンは「幸せをレイアウトしよう。」とし、家具を販売するだけでなく、個人のライフスタイルを大きく左右するインテリア全体を提案していきたいという思いをこめた。
大塚久美子社長は「これまでは“家具屋”と思われていたかもしれないが、家具を販売するだけでなく“生活提案”をしていきたい。インテリアは暮らしや人生を豊かにするもの。もっと関心を持ってもらえるような提案をしていきたい」と意気込みを述べた。
また、家具のリユースに本格参入すると発表。その第一弾として、家具の買い替えの際に、不要になった家具を最大10万円で下取りする「のりかえ特割」を実施すると発表した。
このほか、発表会では、3日から放送される大塚家具の新CMもお披露目された。新宿ショールームを舞台に、買い物を楽しむ客と店員とのやりとりがコミカルに描かれ、従来の「会員制」による高級路線から、気軽に入店しやすい、カジュアルなイメージの訴求へとシフトしている。
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