前回の追憶はこちら
今回は田辺さんの10月5日~10月下旬を追憶。田辺さんのグランプリ受賞コピーが生まれた過程と、その時の考えを公開する。
こんにちは。田辺ひゃくいち(@tanabe101)です。知らなかったのですが(わたしが担当さんからのメールをちゃんと読んでいなかっただけなのですが)、合田さんと交代で書いてきたこちらのコラム連載、わたしの出番は今回が最終回になるそうです。で、次回が合田さんの最終回になるとのこと。完全にペースを見誤りましたね!
結論から言うと、今回の対象期間となる「10月5日~10月19日」の段階でも提出できるコピーは1本も書けていませんでした。なので、今回は、10月19日以降、宣伝会議賞の応募締切日までにやったことも含めて一気に書きます。
200本書く
たしか、10月初旬から中旬のこと。以前のコラム「宣伝会議賞のコピーは、なるべく書かないほうがいい!?」でもお伝えしたように「なるべく書かないようにする」というスタンスで課題と向き合ったものの、結果としては約200本のコピー案ができあがってしまいました。
放置する
そのあとはしばらく放置。客観的な視線で判断するために、コピー案のことをいったん忘れ去ることにしました。ただ、あまりに忘れ去ってしまうと肝心の締切日を通り過ぎてしまいそうになるので注意しましょう。実際に、わたしも奥さんから「そういえば、あのコピーのやつって大丈夫なの」と聞かれなかったら危なかったと思います。
20本まで絞る
「ああ、そうだ。通り過ぎるところだった」。そんな宣伝会議賞の応募締切日直前の週末。これまた以前のコラムでお伝えしたように「なるべく出さないようにする」というスタンスで、ゼロ次審査を自ら行いました。結果、残ったのは約20本。これらを最終的に提出したわけです。
仮に、宣伝会議賞の応募サイトが極めて優秀で極めてヒマなハッカーに襲われて、自身のコピー案が世の中に漏洩してしまったとしても恥ずかしくないと思える作品だけに絞りました。「じゃあ、今ここで当時のコピー案をすべて公開してみろよ」と言われれば、今となっては恥ずかしくて無理ですけどね。
「宣伝会議賞の受賞者っぽくない 妙な二人の追憶コラム」バックナンバー
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