サントリービールは25日、東京都内で「ザ・プレミアム・モルツ」の新戦略発表会を開き、3月1日に発売される新商品「ザ・プレミアム・モルツ<香るエール>」について発表した。水谷徹社長は「プレミアムビール市場は従来よりも競争が厳しくなってきている。一歩先行く活動をしていきたい。今年はエールタイプの市場創造にもチャレンジしていきたい」と述べ、主力商品である「ザ・プレミアム・モルツ」の販売促進をさらに強化していく方針を示した。
「ザ・プレミアム・モルツ<香るエール>」はフルーティーな香りが特徴のエールビール。ビールになじみのない、女性層の購入も期待されている。
「ザ・プレミアム・モルツ」は2003年の発売以来、プレミアムビール市場のけん引役として売り上げを伸ばしてきた。ビール離れが進み年々出荷本数が減少する中でも売り上げは好調に推移し、同社の主力商品として位置付けられている。一方、プレミアムビール市場は、ビール市場全体のおよそ15%を占めるまでに成長してきた。
これに対し、水谷社長は「サントリーが頑張らないと、プレミアムビール市場の活性化はない」として、(1)ザ・プレミアム・モルツの販売強化(2)エールタイプビールの市場創造(3)「ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム~醸造家の夢」(スーパープレミアムビール)の販売拡大――を軸とした施策を展開、プレミアムビール販売に強化する方針を強調した。
このうちマスターズドリームについては、3月15日以降、コミュニケーション活動や店頭販促を強化し、認知拡大を図る。新たに3億円の設備投資を追加し、2016年5月から京都ビール工場でも生産をスタートする。テレビCMの投下量は2000GRPとし、店頭では醸造家の思いを伝えるイベントなども展開する。
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