新東通信(本社・名古屋市)の谷喜久郎会長兼社長が今春、スペイン・カタルーニャ州政府から「サン・ジョルディ十字勲章」を、日本政府から「旭日双光章」をそれぞれ受章したことを祝う記念レセプション「スペインの夕べ」が28日、東京・日本橋のスペイン料理レストランで開かれた。いずれも、30年にわたる日本とスペインの友好親善活動の功績が評価されたもの。会場には財界人や在日スペイン大使なども含め約150人が来場した。
本とバラの花を贈り合うスペイン・カタルーニャ地方の伝統的祭り「サン・ジョルディの日」を日本で普及させるための活動を1985年4月に始め、同年9月には「日本・カタルーニャ友好親善協会」を設立し専務理事に就任(のちに会長)。翌86年には、「サン・ジョルディの日」キャンペーンを全国7都市で開催した。89年には名古屋市で開かれた「世界デザイン博覧会」で「ガウディの城」パビリオンを企画・運営したほか、2005年の愛・地球博(愛知万博)ではスペインパビリオンの企画や催事を手がけるなど、日本とスペインの文化・経済交流を現在に至るまで続けている。新東通信は、86年にスペイン・バルセロナに駐在員事務所を開設。現在まで同地に拠点を置いている。
谷会長はレセプションの挨拶で、「文化交流にうつつを抜かしているわけではなく、商売もしっかりやっている」と話し会場を沸かせたのち、「少しでも世の中の役に立てれば。これからも地道にコツコツ続けたい」と抱負を述べた。
サン・ジョルディ十字勲章は、バルセロナを有するカタルーニャ州が文化的側面で堅調な貢献をした個人や団体に授与されるもの。日本人では、久米豊・元日産自動車社長、盛田昭夫・元ソニー会長などに続いて5人目。
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