アイ・エム・ジェイ(以下IMJ)はフライシュマン・ヒラード・ジャパンと共同で、BtoB向けデジタルマーケティングプログラムの提供を開始。アナリティクス、クリエイティブ、テクノロジーなどを軸としたIMJのデジタルマーケティング支援事業と、ブランドジャーナリズムを軸としたフライシュマン・ヒラード・ジャパンのコンテンツアプローチを統合したプログラムとなる。
新プログラム提供に際し、10月19日に両社共同で「BtoBマーケティング最前線~コンテンツマーケティングの進化形“ブランドジャーナリズム”とマーケティングオートメーションの紹介」と題するセミナーが開催された。
IMJは今年7月にアクセンチュアのグループに入り、同社内の「アクセンチュア インタラクティブ」のチームと連携を強化している。セミナーに登壇したIMJ・上席執行役員COOの加藤圭介氏は「アクセンチュアとIMJが連携して提供するサービスは“EMCC”と打ち出している。サービスストラテジーやサービスデザインを基にした『Experience』、データを基にしたパーソナライゼーション支援を軸とする『Marketing』、ワントゥワンのマーケティングを目指す上で、さらなる制作能力とアセット管理が求められる『Contents』、オムニチャネル環境下での『Commerce』がEMCCの4分野」と説明。これら4分野を融合させる形で近年、日本の企業でも導入が進むマーケティングオートメーションツールの導入、活用支援のニーズにも応えていきたい考えを示した。
IMJでは8月にセールスフォース・ドットコムとBtoB向けマーケティングオートメーションツール「Salesforce Pardot」の販売代理契約を締結し、コンテンツマーケティングと「Salesforce Pardot」を活用したBtoBマーケティング支援サービスを提供していく旨の発表もしている。今回のフライシュマン・ヒラード・ジャパンとの共同プログラム開発も、BtoB企業向けのマーケティングオートメーションツールを始めとした、デジタルマーケティング支援の一環として行われたもの。
19日に開催されたセミナーではフライシュマン・ヒラード・ジャパンの馬渕邦美氏(シニアバイスプレジデント&パートナー)が登壇。日本アイ・ビー・エムなどのコンテンツマーケティング事例を紹介しながら「BtoB企業でも生活者の間で話題になったり、共感や支援の感情を醸成する活動が求められている。そこで機能するのがコンテンツを基軸とするコミュニケーション活動。企業の一方的な発信ではなく、世の中の空気と企業やプロダクトの特性を重ね合わせ、生活者の興味・関心を喚起するコンテンツの重要性がますます高まっている」と話した。
フライシュマン・ヒラード・ジャパンは今年5月から、コンテンツマーケティングにおける戦略、コンテンツ、プロダクション、テクノロジー、アナリティクスの専門家を東京オフィスに集めて専門のスタジオを設立し「FH Brand Journalism Center」の事業展開をスタートさせている。IMJとの共同プログラムも、このスタジオが軸になって提供される。
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