広告関連31団体が主催する新年会「広告界合同年賀会」が6日、東京都千代田区の帝国ホテル東京で開かれた。広告会社やメディア、広告主の幹部ら約1700人が参加した。
広告市場はここ数年微増傾向を続ける一方、2016年後半には長時間労働やネット広告取引、キュレーションサイトをめぐる問題が起きた。広告効果の可視化など旧来の課題に加え、働き方改革など新たな課題に直面している。
全日本広告連盟の大平明理事長が冒頭あいさつに立ち、「自助努力で新しい時代にチャレンジする年。イノベーティブな商品・サービスを出していくための出陣式にしよう」と促した。
同日午前に開かれた日本雑誌広告協会の新年会では、高橋基陽理事長が雑誌広告の効果測定調査(M-VALUE)の取り組みを挙げ「効果をしっかり示さなければ売上を確保できない時代。雑誌ならではの特性を表すデータの提供に努める」と強調した。
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