広告制作大手たき工房の社長に、湯浅洋平・前副社長が3月1日付で就任した。宮本力・前社長は、グループ7社を統括するたきホールディングスの専務取締役としてグループ経営にあたる。
湯浅氏は1982年にたき工房の前身であるジャパングラフィックスに入社。営業として活躍し、2001年取締役。グループのたきC1社長を経て、2014年から取締役副社長。青山学院大学経済学部卒業。57歳。
湯浅社長は新しい経営体制のスタートに際し、デザインの力で物事の本質を見つけ出し、形にして伝える「デザインエージェンシー」を経営ビジョンに掲げると述べた。これまで「ソリューションデザインカンパニー」を掲げていたが、より進化させ、新たな付加価値を提供できる体制を目指すとしている。
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