批判するときも著作権への配慮が必要
このところネットで動画広告が炎上した事件が続いています。
もう十分に語られたので、今さら個別に批判する必要もないかなと思います。だから少し別の話をしようと思うのですが、批判記事をひと通り読んで気になったことがあります。
批判するときも、対象となる表現の著作権には配慮が必要ですよね。
そして炎上したキャンペーンのサイトは閉じたものが多いです。それなのに、サイトのキャプチャ画像を使った批判記事をたくさん見かけました。しかも立派なメディアの記事でも。
Web画面については、みんなゆるく考える傾向があるようですが、出典を明らかにして引用するのが基本です。削除されたキャンペーンサイトの画像は、出典を示しようがない。
炎上した表現だからって、その辺をいい加減に考えてはいけません。
出演したモデルさんたちの画像が「悪い例」としていつまでも使われています。批判されているから、モデルさんたちも黙っているのだろうけど。Webメディア側がまともに抗議されたら、逆に炎上するんじゃないかと思っていました。
皆さん気をつけましょうね。
話がそれましたが、もう一つ寄り道をして、本題に入りたいと思います。
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境 治(コピーライター/メディアコンサルタント)
1962年福岡市生まれ。1987年東京大学卒業後、広告会社I&S(現I&SBBDO)に入社しコピーライターに。その後、フリーランスとして活動したあとロボット、ビデオプロモーションに勤務。2013年から再びフリーランスに。有料WEBマガジン「テレビとネットの横断業界誌 Media Border」を発刊し、テレビとネットの最新情報を配信している。著書『拡張するテレビ ― 広告と動画とコンテンツビジネスの未来―』 株式会社エム・データ顧問研究員。
1962年福岡市生まれ。1987年東京大学卒業後、広告会社I&S(現I&SBBDO)に入社しコピーライターに。その後、フリーランスとして活動したあとロボット、ビデオプロモーションに勤務。2013年から再びフリーランスに。有料WEBマガジン「テレビとネットの横断業界誌 Media Border」を発刊し、テレビとネットの最新情報を配信している。著書『拡張するテレビ ― 広告と動画とコンテンツビジネスの未来―』 株式会社エム・データ顧問研究員。
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