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山口県と山口銀行が連携 「地域商社やまぐち」設立

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山口県は10月2日、県産品を首都圏などに売り込む「地域商社やまぐち」を設立。その記念式典を11日に山口銀行(下関市)で開催した。

設立記念式典でテープカットをする山口FGの吉村猛社長(中央)ら。

本社は山口銀行内に置き、資本金は5000万円。山口フィナンシャルグループ(FG)やベンチャーファンド、県内企業6社などによる民間出資100%の地域商社で、県外の市場ニーズを把握し、加工食品などの商品企画や販路開拓を行う。

同社では「やまぐち三ツ星セレクション」という県産品のブランドを立ち上げ、生鮮品や加工品、飲料などの販売、商品開発やコンサルティング機能を担う。首都圏には営業担当者を置き、山口県内の拠点には大手商社でのマーケティングや商品開発実績のある専門家を商品企画担当者として配置する。

山口県と山口銀行は2015年に地方創生にかかわる包括連携協定を結び、地域商社設立に向けて首都圏のニーズなどを調査してきた。県は産品の発掘やデザイン、PR活動などを支援する。