9月13日、インテグレートとカンター・ジャパンは業務提携を発表。10月1日から、IMCマーケティングサービス「Brand Perception Management (ブランド・パーセプション・マネジメント)」 の提供を開始する。両社はインテグレートのマーケティング戦略設計と実施力、カンター・ジャパンの調査・評価手法を連携させることで、新たなパーセプション(認識)を形成し、市場を創造するためのストーリーづくりと戦略実施、効果検証までを一気通貫で提供していきたいとしている。
またサービス開発の背景として、両社は商品・ブランドの認知度を高めただけでは、購買に繋がりにくい状況があり、消費者の行動だけではなく、頭の中にあるパーセプションの変化を捉えることが大切という考えを提示している。
「ブランド・パーセプション・マネジメント」は主に次の3つのフェーズで構成される。具体的には消費者の現状のパーセプション(認識)を可視化し、現状の理解とそれを基点とした戦略を策定する「アセスメントフェーズ」、「どのタッチポイントで」 「誰が」 「どう伝える」 とパーセプション(認識)が転換し、行動をしてもらえるのか、コミュニケーション設計をする「実行フェーズ」、施策を打った後の効果検証を行う「モニタリングフェーズ」で構成される。
また本サービスでは合わせて、独自のダッシュボードを活用。マーケティング戦略の実施が、効果として現れているかを週単位で可視化する「ファネルダッシュボード」、短期的なマーケティング活動による「記憶の鮮度」が成長に必要なレベルを維持できているかを可視化し、適宜アラートを出す「アラートダッシュボード」、カンターのブランドエクイティ評価(MDF)モデルを提供するダッシュボードなどが、それぞれの企業課題に合わせて提供される予定という。
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