スタートアップの課題「マーケティング」と「ブランディング」を全面バックアップ
電通は10月24日、スタートアップ企業の成長を支援するアクセラレーションプログラム「GRASSHOPPER」を開始した。
ブランディング、マーケティング、UI/UXなど各分野の第一人者がメンターとして協力し、3カ月にわたるメンタリングを実施する。その上で投資家らへのプレゼンテーションイベント(デモデイ)に参加する一連のプログラムになっている。
メンターの担当分野と顔ぶれは以下の通り(敬称略)。
・テクノロジー:朴 正義(バスキュール)
・ブランディング&PR:中村洋基(PARTY)
・UI/UX:深津貴之(THE GUILD)
・マーケティング:彌野泰弘(Bloom&Co.)
・資金調達:村田祐介(インキュベイトファンド)
・起業:家入一真(CAMPFIRE)
・デジタルトランスフォーメーション:堀内健后(トレジャーデータ)
・クリエイティブ:樋口景一(電通)、菅野 薫(電通) ほか
・法規:山辺哲識(弁護士)
・映像制作/デザイン:電通クリエーティブX
プログラム責任者は、電通 チーフプロデューサーの月村寛之氏が務める。
また、スタートアップ企業各社の担当プロデューサーに電通社員をつけることで、同社のクライアントである大企業との協業・共創を促進していく。将来的には、同社の投資部門による出資の仕組みも取り入れることを視野に入れる。
「スタートアップの多くがビジネスを拡大する局面に入った時、ブランディングやマーケティングの課題に直面します。電通の社内には、こうした領域のナレッジやノウハウが蓄積されていますが、残念ながら、これまでスタートアップとはほとんど接点がありませんでした。このプログラムは、両者のコミュニティをつなげ、その先に企業がつながる新しいハブをつくろうとするものです」と立ち上げメンバーの1人である中村洋基氏は話す。
国内の大手企業によるアクセラレーションプログラムも数多くあるが、こうしたクリエイティブ支援や、電通のクライアント企業とのシナジー醸成をスタートアップ企業にとっての参加メリットとして差別化をはかる。
支援するスタートアップの情報発信や、コミュニティの盛り上げを図るため、専門のウェブメディア「GRASSHOPPER」も立ち上げる。編集長は、HEART CATCHの西村真里子氏が務める。
プレゼンテーションイベント「GRASSHOPPER」は来年3月下旬に実施される。
新着CM
-
クリエイティブ
BOVAグランプリに「Let’s ギューリッシュ」 短尺・縦型増加で...
-
AD
宣伝会議
【広報部対象】旭化成のグローバル社内イベント成功事例を紹介
-
クリエイティブ
世の中を変えようと挑戦する起業家をヒーローに――2023ACC賞審査委員長が語る
-
AD
クリエイティブ
生成AIビジュアルのマーケティング活用で外せないリスク対策の勘所とは?
-
クリエイティブ
「これでいいのか?」これからの広告(東畑幸多)コピー年鑑2023より
-
コラム
語り出すと止まらない!櫻坂46の魅力(遠山大輔)【後編】
-
販売促進
ファンタジー好きに訴求するグミ カンロ、空想の果実をイメージした新商品
-
販売促進
横須賀市、メタバースで観光誘致 AIアバターの実証も開始
-
特集
「宣伝会議賞」特集