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元カレに“満足度アンケート”を実施!? 池澤あやかの実行力にハヤカワ五味も感心

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※本記事は株式会社マスメディアンの『advanced by massmedian』に掲載された記事を表示しています。

ファッションデザイナー、起業家、インフルエンサーなどマルチに活躍するハヤカワ五味さんがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「マスメディアン 妄想の泉」。この番組では、さまざまなフィールドで活躍する起業家やクリエイター、アーティストをゲストに迎え、未来を面白くするヒントを“妄想しながら”探っていきます。8月29日(土)の放送は、前回に引き続きタレントでソフトウェアエンジニアの池澤あやかさんが登場しました。

100円均一ショップは“妄想”の宝庫

前回は、池澤さんのこれまでのキャリアについて紐解いていきましたが、今回は未来へのヒントについて語らいます。

プライベートでは“親友”の間柄の2人は、収録前の雑談で“100円均一ショップ(以下、100均)は、妄想の泉なのでは説”で盛り上がったそう。「この説は濃厚ですね(笑)」と自信たっぷりの池澤さんは、「100均って、いろいろなアイテムがすごく安く売っていて簡単に手に入る。さらに、高いものになればなるほど構造が複雑になってくるんだけど、すごく単純な構造のものが多い」と話します。それゆえに、購入したものをあえて分解してみて、そのアイテムの仕組みを知ろうとするなど、別の楽しみ方をすることもあると言います。

「100均のものを活用して、例えばアラームが鳴るときに銅鑼(どら/打楽器)の音がするような超うるさい目覚まし時計をつくるとか、“100均から発想する”ことをよくやっていた」と池澤さん。

目覚まし時計を分解し、電圧差を計測する機器などを駆使してどういう仕組みでアラーム音がなっているのかを探り、「マイコンボードに引き込んで、自分でプログラミングができるようにした。銅鑼を鳴らすためには、バチを持って振り回さなければいけない。だから、サーボモーターにつないでバチで銅鑼を鳴らせるメカニズムをつくった」と、マニアックなワードが次々と飛び出します。

そんな試みができたのも、さまざまなものが安価で手に入る「100均というプラットフォームがあったからこそ」と声を大にします。「分解して、たとえ失敗しても(100円ならそれほど)痛くないし、最初は“鳴らして面白いもの”と思って探していたら銅鑼が売っていて。“100均はなんでもある”」と笑顔をのぞかせます。

「私も価値ある仕事をしないと…」

ハヤカワさんが“最近、刺激を受けている”と話すのは、インテリア雑貨の専門メーカー「山崎実業」。「そこの収納道具とか、家庭まわりの各種道具は“ここまでつくる!?”って思うものも多くて、ここのアイテムは私にとっての妄想の泉」と語ります。

ユーザー心理のかゆいところに手が届くような「マニアックなものが多くて、やることすべてがピンポイント」とハヤカワさん。例えば、ネットショッピングの商品が届いたあとのダンボール箱をコンパクトにまとめておける商品があるなど、「“その悩み、あったわ!”の絶妙のライン」と品揃えや発想を絶賛します。

池澤さんのお気に入りは、アイリスオーヤマ。「比較的安い金額で、便利なグッズがたくさんあるし、自社でもアイデア商品をすごく出している」と魅力を説明。加えて、アイリスオーヤマがすごいところは、池澤さんいわく大手家電メーカーのOBを大量に採用していること。だからこそ、「そういったアイデア商品を(リーズナブルな価格ながら)高品質で出せる」と評します。

また、最近感動したベンチャープロダクトとして、WOTAが手がけた「WOTA-BOX」をあげます。これは、数リットルの水を機器のなかで循環させることで、その水の再使用が可能になるというもの。最先端のAI水処理技術が活用されているようで、「被災地でもシャワーとして使われている」と紹介。同社の方から話を聞く機会があったという池澤さんは「(「WOTA-BOX」は)人の役に立つところではすでに活躍しているけど、人の生活も変えられる可能性があると思った。プロダクトに感動させられて“私も価値ある仕事をしないと”」と触発されたそう。

元カレにアンケート調査を実施

番組後半では、プライベートで親交の深い2人だからこその話題も。ハヤカワさんによると、池澤さんは元カレにアンケート調査を実施した逸話があるそう。「イベントに参加したあとって、満足度調査などのアンケートが配られるではないですか。それと同じノリで元カレたちに“お付き合い”に関する満足度アンケートを送りつけたことがあった」と振り返ります。

当時、“PDCAサイクル”(Plan・計画→Do・実行→Check・評価→Action・改善)にハマっていた池澤さんは、「(PDCAを)回していくためには、“まずは調査からだ!”って(笑)。調査用のフォームをつくって送ったの。そうしたら(返事が)返ってきて、けっこう面白かった」と打ち明けます。元カレたちからのアンケート回答に、「自分が気づいていなかった、いいところや悪いところがわかるし、“(元カレは)こう思っていたんだ!?”って気づきもあった。あと、(2人の)関係が冷え込んだきっかけのズレとかもわかる」と笑います。

「やってみて、よかった?」とのハヤカワさんからの率直な質問に、「ちょっとエモい気持ちになったり、たまに読み返すと“最近、自分のこういうところが悪いな”って思ったことがそのまま書いてあったりして(苦笑)。“全然変わっていない……もっと意識しなきゃ!”って切り替えができて、なかなかいい調査だった。PDCAが回ったかどうかはわからないけど、自分のいいところと悪いところを言語化して把握することができて、自分への理解が進んだ」と胸を張ります。

ハヤカワさんは、最近パートナーと破局したばかりだそうで、「私もちょっと(PDCA)回してみようかな」と関心を示しつつ、「いままでは立て続けにパートナーがいたので、“たまにはフリーの期間を楽しみきったほうがいいのではないか”という気持ちになって、マッチングアプリをやり始めた」と赤裸々に告白。そのとき、通販サイトのランディングページ(LP)をつくるマーケターにお願いして、プロフィールの内容を採点してもらったとのこと。「(採点の)性能がめちゃくちゃ高い。マーケターって、マッチングアプリのプロフィールの添削(指導)もできるんだと思って、“この人めっちゃ仕事できるな”って」と感想を口にします。

マッチングアプリの場合も、プロフィールに使用する画像はどちらが異性からのウケがいいか、などの“ABテスト”を実施するそうで「普通にそれって仕事じゃんって(笑)。仕事も突き詰めると、そうなってくるんだと思いましたね」と話していました。

【この記事の放送回をpodcastで聴く】


<番組概要>
番組名:マスメディアン 妄想の泉
放送日時:毎週土曜 24:30~25:00
パーソナリティ:ハヤカワ五味
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/mousou/
番組Twitter:@mousou_tfm


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