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JR東日本、東京駅で日本ワインの貯蔵ができるアニバーサリーワイン事業開始

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JR東日本(東日本旅客鉄道)は12月12日から、国指定重要文化財である東京駅丸の内駅舎の中に位置する東京ステーションホテル内で、自分のワインが保管できる「アニバーサリーワイン」事業を開始すると発表した。

「THE CELLAR」の内装には東京駅高架橋で使用していたレンガを再利用したアートワークが採用されている。

JR東日本グループでは、グループ経営ビジョン「変革2027」において「地方を豊かに」の方針を掲げており、今回の取り組みは、日本ワインを通じた地域活性化が目的。ワインの愉しさの1つである “時間の経過によって味わいが変わること”を感じてもらいたいとしている。

「アニバーサリーワイン」は、東京ステーションホテル内で、専用の日本ワインを購入。専用セラー「THE CELLAR」でワインを保管。保管したワインは購入後、3カ月を経過したら東京ステーションホテル内で楽しむことができる。

日本ワイン(日本国内で栽培されたぶどうを100%使用して日本国内で醸造)は、近年注目度が上昇している。国税庁の酒類製造業及び酒類卸売業の概況(令和3年調査分)によると、2021年1月1日現在の日本国内のワイナリー数は413場で、前年より44場増加した。山梨県、長野県など東日本エリアには、多くのぶどう生産者やワイナリーが存在している。また、国内市場における日本ワインの流通量構成比は、昨年の4.9%から5.4%と増加傾向にある。