無印良品を展開する良品計画は4月17日、ネットストアで販売中の衣料品、生活雑貨、食品の全カテゴリーを「ネット注文店舗受け取りサービス」の対象とすると発表した。同社は2011年9月から本サービスを開始し、22年9月より食品と超重量商品以外のすべての商品を店舗受け取り可能としていた。今回の対象アイテム拡大により、9割以上の商品を店舗で受け取ることができる。
ECサイトなどオンラインで購入した商品を、実店舗で受け取る「BOPIS」(Buy Online Pick-up In Store)に取り組む企業は近年増加している。
良品計画の「ネット注文店舗受け取りサービス」は、パソコンやスマートフォンから24時間ネットストアで注文でき、店舗で商品を受け取ることができるサービス。ネットストア上で手軽に注文し、購入できること、配送料がかからないこと、また近くの店舗で取り扱いのない商品が取り寄せできることから、22年1月から12月にかけて、ネットストアの利用額に対する店舗受け取りサービスの利用額の割合は3倍に伸長した。
こうしたサービス利用率の高まりを受け、さらに利便性を向上するため、23年の2月から3月末の間で、レトルトなどの調味加工品を対象に一部店舗でトライアルを実施。今回のインスタント・レトルト・菓子・飲料などを含む食品の追加が決まった。同社はより手軽に無印良品の商品を購入体験してもらう体制を目指すとしている。
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