今、広告業界でダイアン・津田篤宏の勢いが止まらない。持ちネタ「ゴイゴイスー」の語感の良さだけでなく、バラエティ番組で定着した「名探偵津田」などのキャラクター性を巧みに活用した事例が急増している 。本記事では、最新の日産サクラや出前館の事例をはじめ、彼が「CMに引っ張りだこ」となっている現状を、起用理由の傾向と共に振り返る。
ギャグと機能性が融合:出前館・日産ほか
商品の特徴である「スッとする感覚」や「なめらかさ」「価格の安さ」などを、津田の代名詞的なフレーズ「ゴイゴイスー」の響きに重ねて訴求するパターン。
・日産自動車「日産サクラ」:『ス――テキな毎日』篇(2026年4月17日公開)
日産自動車は、軽の電気自動車「日産サクラ」のマイナーチェンジに合わせ、新テレビCM「スーーーテキな毎日」篇を4月17日から全国で放映開始した。
CMでは、松たか子が「コ・コ・で、スーーー♪ お先に、スーーー♪」と気持ちよくドライブするシーンが描かれる。日産サクラのなめらかさ、力強さ、小回り性能、静粛性といった特長を「スーーー」という運転の気持ちよさを表すキャッチフレーズで表現。日産 日本マーケティング部の川本愛子氏は起用背景について「このキャッチフレーズとともに、日産サクラの運転のしやすさをお客さまに覚えていただきたいという思いを込めて、『スーーー』の代名詞ともいえる津田さんにご出演をお願いした」と説明する。津田の“わずか0.5秒”というその出演時間の短さも話題となった。
日産サクラ テレビCM「スーーーテキな毎日」篇(15秒)
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・出前館:「価格」篇・「店舗」篇他(2026年4月4日放映開始)
出前館は4月4日より津田を「お店価格大使」に起用。「ゴイゴイスー」と、お店と同じ値段で届く「安さ(ヤスー)」を掛け合わせた新ギャグ「ゴイゴイヤスー」を披露するテレビCMと交通広告を展開した。
さらに「出前館でまえ大使」に就任したドンデコルテと共に、4月27日からはゴールデンウィークキャンペーン「超ゴイゴイヤスー祭」のテレビCM「ヤスーを差し上げます」篇も放映開始した。
今回の「ゴイゴイヤスー」について津田本人は、「今後もCM以外で使っていきたい」とコメント。「スゴイ」を意味する「ゴイゴイスー」活用段階(ゴイ、ゴイゴイゴイ、ゴイゴイスー、スーススー、スー、スーを差し上げます、受け取ってください、カッカクーカッ!)の最上位に位置付けると語った。
