「SusHiTech Tokyo 2026」開幕、アジア最大級のイノベーションカンファレンスへ
「SusHiTech Tokyo 2026」は、「Sustainable High Technology」を掛け合わせた造語を冠し、ハイテクノロジーで持続可能な都市を実現することを目指す国際イベント。小池都知事はオープニングセッションで、不安定な国際情勢や頻発する自然災害、エネルギー問題といった地球規模の課題に直面する今こそ、「SusHiTech」の理念がこれまで以上に必要とされていると述べた。
イベントは今回で4回目を迎え、アジア最大級のイノベーションカンファレンスへと成長した。小池都知事は、参加者に向けて「アイデアを交換し、知恵を分かち合い、未来への共通のビジョンを形成しよう」と呼びかけ、AI、ロボティクス、レジリエンス、エンターテインメントの4つを今年の重点テーマとして掲げた。
東京都のスタートアップ戦略「10x10x10」からグローバル展開へ
小池都知事は、これまで推進してきたスタートアップ戦略「10x10x10」(スタートアップ数、ユニコーン数、官民連携数をそれぞれ10倍にする)の成果を強調。この勢いをさらに加速させるため、新たに「グローバル」と「スケールアップ」を2つの柱とする戦略を発表した。
その中核となるのが、新イニシアチブ「SusHiTech Global」である。このプロジェクトを通じて、持続可能な社会を実現する最先端技術を持つスタートアップのグローバル市場への進出を強力に支援する。すでに第一弾として77社のスタートアップが選定されたという。
さらに、資金面での支援を強化するため、官民連携で来年度までに10億ドル規模の投資フローを創出する「SusHiTech Global Funds」と補助制度「SusHi Tech Global Grants」を設立することを明らかにした。これは、都が5年間で10億ドルのスタートアップ政策を展開するという公約を1年前倒しで達成したことを受けた、次なる一手となる。あわせて、都と連携するスタートアップの情報を可視化する「Tokyo Startup Database」のローンチも発表された。

