ヴィアトリス製薬は、全般不安症(Generalized Anxiety Disorder/GAD)の認知向上を目的に、俳優の及川光博を起用した新テレビCM「不安症」篇、「眠れない夜」篇を5月18日から関西エリアで放映する。同社がテレビCMを出稿するのは初めて。5月11日からはJR東日本の「TRAIN TV」と東京メトロの「Tokyo Metro Vision」でも広告展開を開始している。
「三匹の子豚」をモチーフにした新テレビCM「不安症」篇
GADは、慢性的にコントロールしづらい不安や心配が続き、眠れない、落ち着かない、疲れやすい、集中しづらいといった症状が、日常生活や仕事、学校生活に影響を及ぼすことがある疾患。世界保健機関(WHO)によると、日本におけるGADの生涯有病率は2.6%と報告されている。また、自己記入式質問票「GAD-7」を使用した最近の研究では、疑いを含むGADの有病率は7.6%とされている。
一方で、GADは日本ではまだ広く知られていない。コーポレート・アフェアーズ コミュニケーション マネージャーの山本純広氏は、その背景について「日々の不安や心配が続いていても、『自分が心配性なだけ』『性格の問題』と受け止められやすい疾患です。そのため、疾患として認識されにくく、適切な相談につながりにくい側面があると捉えています」と説明する。
今回の啓発活動では、GADという疾患名や、「一人で抱え込まなくていい」「相談してよいものかもしれない」というメッセージを、本人だけでなく家族や周囲にも届けることを目指しているという。
童話のパペットで、GADを身近なものとして表現
その心配性、もしかして”GAD”かも?|知ろう、話そう、GAD。
CMに登場するのは、オオカミの一狼と、子ぶたのグミコ、A太郎、ドレミ。それぞれに性格や趣味などの設定があり、日常の中で不安や心配を抱えるキャラクターとして描かれている。
新テレビCMは、「知ろう、話そう、GAD」という呼びかけから始まる。童話「三匹の子ぶた」をモチーフにしたパペットたちが、日常の中で感じている不安を打ち明け、その言葉に及川がやさしく寄り添う構成だ。
