よつ葉乳業は5月18日、新テレビCMシリーズ「よつ葉のある暮らし」の放映を開始した。牛乳篇とヨーグルト篇の2本を15秒で展開し、新たなコミュニケーションテーマ「よつ葉のある暮らし」を軸に、牛乳、バター、ヨーグルト、チーズといった日常に寄り添う牛乳・乳製品のある暮らしを描く。狙いは、商品単体ではなく「よつ葉ブランド」そのものを生活者により身近に感じてもらうことにある。
テレビCMシリーズ「よつ葉のある暮らし」牛乳篇
テレビCMシリーズ「よつ葉のある暮らし」ヨーグルト篇
今回のCMは、家庭用商品のブランド戦略における“起点”となるコミュニケーションだ。よつ葉乳業は2026年度上期、商品ごとの訴求ではなく、「よつ葉ブランドとして選ばれる存在」になることを目指し、パッケージデザインとプロモーションを一体で刷新する方針を打ち出していた。橋本光記・商品開発グループ部長は春の新商品発表会で、商品単体のブランド展開ではなく、カテゴリー横断でブランド価値を高める考えを説明している。
背景にあるのは、商品ごとに分断された認知だ。発表会では、乳業メーカーとしての認知は約6割ある一方、商品単体のブランド認知になると十数パーセントや一桁台にとどまるカテゴリーもあると説明。特にバターの認知が突出する一方で、ヨーグルトやアイスでは十分に認知されておらず、消費者調査では「食べた後に『よつ葉の商品だったのね』となる」といったケースも。これまで新商品中心だったプロモーションでは認知獲得に大きな成果を上げきれなかった。







