マンガタイトルは15年で文字数2倍、売上の85%は「TOP100圏外」が占める? ブックライブが200万冊の購買データで調査

総合電子書籍ストア「ブックライブ」は9月25日、累計配信冊数が200万冊を突破したと発表した。これを記念し、運営するBookLiveが約200万冊の作品データや購買データを分析したところ、マンガタイトルの平均文字数が15年間で約2倍に伸びたほか、売上の約85%をランキングTOP100圏外の作品が占めること、1回あたりの購入冊数が2.4倍に増えていることなどが明らかになった。

ブックライブは2011年にサービスを開始。マンガ、小説、ライトノベル、ビジネス書、雑誌、写真集などを取り扱い、2026年9月18日に累計配信冊数200万冊を突破した。今回、同社は保有する作品データ・購買データをもとに、「マンガタイトルの変化」「購入行動(買い方)の変化」「読書の多様化」の3つのテーマで分析した。

今回の調査は、ブックライブが取り扱う作品および購買データを対象に実施。集計期間は2011年から2026年で、テーマによって対象期間は異なる。集計時点は2026年9月15日、対象冊数は約200万冊。

マンガタイトル、平均9.14文字から18.45文字へ

ブックライブで配信するマンガ作品を対象に、第1巻の配信開始年ごとのタイトル文字数を集計したところ、2011年の平均9.14文字から、2026年には18.45文字へ増加。15年間で約2倍となった。

中央値も2011年の8文字から2026年には16文字へ伸びており、一部の長いタイトルが平均値を押し上げたのではなく、市場全体でタイトルの長文化が進んでいることがわかった。

男女マンガ別では、2011年は男性マンガが8.91文字、女性マンガが9.26文字とほぼ同水準だった。一方、2026年には男性マンガが17.11文字、女性マンガが19.46文字となり、女性向け作品でより長文化する傾向が見られた。

BookLiveは長文化の背景について、読者の作品選びと、作品との出会い方の変化があると分析する。タイパやコスパを重視し、タイトルから作品内容や魅力を把握したいというニーズが高まったことで、作品の設定や特徴をタイトルに直接盛り込む傾向が強くなったとしている。

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