寝るだけで優勝賞金222万円がもらえるイベント「マットレース by Koala」が10月5日、東京・南青山で開かれた。マットレスなど寝具を展開するコアラジェイピーが主催し、出場者を募集したところ国内外から応募が殺到。当選倍率800倍以上という関門を潜り抜けた約60人が睡眠の質を競った。
「睡眠を競う」斬新さに海外からも注目浴びる
イベントは、同社の製品を堪能してもらい、世界的にも「睡眠不足大国」といわれる日本で白昼堂々と眠るというギャップを楽しんでもらおうと企画。企画監修はクリエイティブ・ディレクターのアフロマンス氏が担当した。海外では大勢で寝る「睡眠大会」のようなイベントが実施されていることにヒントを得て、「睡眠は1人でするものであり、人に見られるものでもなく、誰とも競わない。その睡眠を大勢で一斉に、そして誰かと競ってみてはどうだろうか」と考案し、企画した。アフロマンス氏は「睡眠という静的なもので何もしていないけど競っているというギャップがおもしろいところ」と話す。
この斬新な睡眠競技には世界から注目が集まり、約4万6000件の応募が寄せられた。イギリス、台湾、インドなどでイベント開催前に報じられるなど海外でも注目を浴び、出場の応募についても世界から問い合わせが相次ぎ、「このイベントのために日本に行く予定を立てているが出場できるか」「海外在住で外国籍だが応募できるか」などの問い合わせが寄せられたという。イベント当日も、フランス、アラブ首長国連邦、ドイツなどのメディアが取材に訪れた。
くじ引きで得られる耳栓や抱き枕などの睡眠アイテム
「おやすみ」の号砲で就寝 睡眠の深さ、質、安定性で対決
会場には、コアラ社が10月5日に発売したマットレス、ベッドフレーム、枕、ブランケットを備えた22台のベッドが並ぶ。パジャマや部屋着など思い思いの服に着替えた「選手」たちは、入場するとまず入り口でくじを引き、アイマスクや耳栓、ぬいぐるみ、抱き枕、そして赤ちゃん用のメリーなどの中から「睡眠の相棒」を得てベッドへ。睡眠の質を計測する測定機器を取り付け、からだをリラックスさせる「入眠体操」の後、それぞれに寝床を整え、司会者の「おやすみなさい」の声を号砲に90分間の睡眠レースに挑んだ。

