ニホンゴ・ラボ
伊藤剛
1975年生まれ。明治大学法学部を卒業後、外資系広告代理店を経て、2001年にデザイン・コンサルティング会社「asobot(アソボット)」を設立。主な仕事として、2004年にジャーナル・タブロイド誌「GENERATION TIMES」を創刊。2006年にはNPO法人「シブヤ大学」を設立し、グッドデザイン賞2007(新領域デザイン部門)を受賞する。また、東京外国語大学・大学院総合国際学研究科の「平和構築・紛争予防専修コース」では講師を務め、広報・PR等のコミュニケーション戦略の視点から平和構築を考えるカリキュラム「ピース・コミュニケーション」を提唱している。主な著書に『なぜ戦争は伝わりやすく 平和は伝わりにくいのか』(光文社)、これまで企画、編集した書籍に『被災地デイズ』(弘文堂)、『earth code ー46億年のプロローグ』『survival ism ー70億人の生存意志』(いずれもダイヤモンド社)がある。
このコラムについて
本コラムは、コミュニケーション・デザインのコンサルティング会社asobotinc.代表の伊藤剛氏による連載企画です。伊藤氏は、企業や行政などのいわゆる「コミュニケーション戦略」を手がけるのみならず、ジャーナル・タブロイド誌『GENERATION TIMES』をはじめ、環境問題を「地球と人間」の関係性でまとめた『earth code』『survival ism』(ダイヤモンド社)や、新しい防災教育本『被災地デイズ』(弘文堂)を出版するなど、編集者としても活躍しています。また、まちを大学のキャンパスに見立て、「学び」を通したまちづくりを行うNPO法人『シブヤ大学』の発起人でもある伊藤氏は、さまざまな学びのコンテンツを開発してきたプロフェッショナルでもあります。 本コラムでは、伊藤氏が今の時代に必要だと思うテーマを、アドタイ読者のみなさんと一緒に学んでいくような、WEB上の「学びの場」としてスタートしました。今年のテーマは、「ニホンゴ」。言葉からクリエイティブを生むアドタイ読者であれば知っておきたい、日本語論を「ラボ」としてお届けします。
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日本人が知らない「ニホンゴ」って何だ?【後編】
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日本人が知らない「ニホンゴ」って何だ?【前編】
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「ハラスメント」と「コミュニケーション」の境界線って何だろう?
最近メディアでは、連日のように「何かのハラスメント」について報道されています。そして、加害者側が「私はそれを“ハラスメント”だとは思っていませんでした」と語ることで、より炎上してしまっている状況が頻繁...
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『広辞苑』改訂の「新語」から、言葉の時代性を考える
はじめまして、asobot inc.代表の伊藤剛と申します。私の詳しい経歴はプロフィール欄にゆずらせていただき、早速ですが本連載企画の話をしていきたいと思います。
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新しい学びの場「ニホンゴ・ラボ」、開講いたします。
本コラムは、コミュニケーション・デザインのコンサルティング会社asobot inc.代表の伊藤剛氏による連載企画です。