関西国際空港を拠点とする格安航空会社（LCC）のピーチ・アビエーションは12日、初の東北路線である仙台－大阪間の就航を開始した。

同社はこれを記念し、同日、8月に導入する10番目の航空機につける愛称を募集するキャンペーンを開始した。

募集テーマは、「日本とアジアを結ぶ、Peachのピンクやパープルをベースとした機体にふさわしい名称」。対象は、福島・宮城・岩手・山形・秋田・青森の東北6県の小・中学校に在学する児童・生徒としている。

それぞれが考えた10号機の愛称に加え、「名称に込めた意味、命名理由」「『旅と家族のきずな』をテーマにした800文字以内の作文」「応募者が機体愛称を記した大きな紙を持っている写真」の計4点を用意して応募する。

ピーチ・アビエーション社内での審査を経て、グランプリ1点と、入賞作品5点が選ばれる。グランプリに選ばれた愛称は、10号機の機首部分に貼付される予定だ。

各賞の発表は、ドイツ・ハンブルクのエアバス社で実施する10号機の引渡式で行う予定で、グランプリ受賞者は家族とともに同式典に招待される。また入賞作品の受賞者には、ピーチ航空券の購入に使用できる「ピーチポイント」2万円分が贈呈される。