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ホンダ、世界共通デザインコンセプト策定

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見た目で違いがわかるデザインに

本田技研工業は9月5日、グローバル共通のデザインコンセプト「EXCITING H DESIGN!!!(エキサイティング H デザイン!!!)」を発表した。先進性を象徴する「High Tech」、骨格や構成の美しさを追求する「High Tension」、触れたくなる質感や造形、素材感を重視する「High Touch」の3つの要素を、クルマのエクステリア(外観)とインテリアのデザインのキーワードとして策定。6日に発売した主力の小型車「フィット」を皮切りに、今後、グローバル全体で自動車デザインに適用する。

クルマの顔つきを左右するフロントマスクの造形にも共通の方向性を設けた。ホンダのシンボル「H」マークを中心に、フロントグリルからヘッドライトまで一つにつながったデザインを基本とし、各車のフロントの設計に落としこむ。

「アグレッシブで、スポーティで、かっこいい。外観上のホンダらしさを、よりわかりやすくすることが目的。ひと目でホンダのクルマだと区別できるようになるのが理想」(本田技研工業広報部)

新コンセプトの立ち上げには、ホンダ社内のグローバル・クリエイティブ・ダイレクターとして、エクステリアを南俊叙さんが、インテリアを朝日嘉徳さんが担当。2012年4月からコンセプト設計を進めていた。

「ソリッド・ウイング・フェース」

フロントマスクの新たなデザインアイデンティティーとして掲げられた
「ソリッド・ウイング・フェース」。

新型「フィット」

「ソリッド・ウイング・フェース」の面影が見られる新型「フィット」。「フィット」シリーズは、日本を含む8つの国と地域の全10拠点で生産され、これまで123の国と地域で累計487万台を販売している。