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博報堂、マーケティング活動の効果・効率を向上させるサービスを本格提供

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企業の「売上・利益」最大化に向けマーケティング投資配分を最適化

博報堂は、米国のマーケティング投資配分に関する戦略コンサルティング会社 Market Share 社(マーケットシェア、本社:ロサンゼルス)との業務提携※1 に基づき、企業の「売上・利益」最大化を目標にマーケティング投資配分を最適化し、効果的・効率的なマーケティング戦略・広告メディア戦略構築を支援するサービスを日本国内の企業向けに本格提供します。

企業のマーケティング課題解決には、経験に基づく深い市場洞察力・調査データ分析力や創造性に富んだ企画発想力等が不可欠です。これらに加え、マーケティング資金の投下を「投資」として捉える現在においては投資配分の最適化を目的とした精度の高い効果予測を可能にする科学的なアプローチがより重要性を増しています。

博報堂は、マーケティング投資戦略のプロフェッショナル集団 Market Share 社の強みである先進的な計量経済学的手法と、博報堂の豊富なマーケティング・データやマーケティング戦略・広告メディア戦略構築力を融合し、企業の「売上・利益」最大化へ向けたサービスの提供を本格化します。

※1 博報堂は2010年10月に Market Share Partners 社と業務提携を行いました。Market Share Partners 社は2010年12月Market Share社へと社名を変更しています。
設 立:2004年
本 社:米国ロサンゼルス
代 表 者:
共同CEO ウェス・ニコルス(Wes Nichols)
ジョン・ベイン(Jon Vein)
従業員数:150 名(2011 年 5 月 1 日現在)
概 要:UCLA大学のドミニク・ハンセンス博士、Omnicom グループの役員であったウェス・ニコルス氏、Omnicom グループのメディア・エンタテイメント担当役員であったジョン・ベイン氏によって設立された、マーケティング投資配分、ROI向上、クロスメディア分析に関する先進的な戦略コンサルティング会社。
http://www.marketshare.com/

全てのマーケティング投資効果を「見える化」するソリューションを提供

Market Share 社が開発した、企業のマーケティング投資配分全体を最適化するコンサルティング・サービス「MarketShare Optimizer ™」を日本国内の企業に向け本格的に提供します。既に日本の大手企業においても先行導入され実績を上げています。

売上を指標にした広告メディアの投資配分最適化を支援するツールを導入

Market Share 社の広告メディア投資配分最適化ツールを日本仕様に改良した「H-COMPASS」を、博報堂が装備する広告プランニングツール群に追加します。これにより、広告主に対する広告メディア戦略提案を強化し、費用対効果の向上を求める広告主のニーズに応えます。

博報堂は、マーケティング活動における計画、実行、評価、改善という過程を可視化することを目的とした科学的手法の開発を今後も進め、クライアント企業の様々なマーケティング課題解決を支援する真のパートナーを目指して参ります。

MarketShare Optimizer ™について

本サービスでは、博報堂のマーケティング分析における知見を生かしながら、経営層に対する徹底したインタビューや、販売実績・広告出稿量・顧客満足度等これまで企業が実施したマーケティング活動の実績データ、外部環境を示すマクロ経済データ等を収集分析します。その結果を踏まえ、フォーチュン50の半分を超えるグローバル企業との業務実績を持つMarketShare 社の有する計量経済学モデルを活用して企業のマーケティング投資と最終的な「売上・利益」との関係を分析し、企業ごとに最適化した投資対効果予測モデルを構築します。

予測モデルの検証を繰り返しながら、ブランド単位、販売エリア単位、期間単位で、広告メディア費・販促費・PR費をはじめとしたマーケティング施策の全てを対象として、「売上・利益」の最大化に向けた最適な投資配分を予測することができます。 本サービスは日本国内のみならず、全世界で事業展開する企業のマーケティング活動にも対応します。また、マーケティング投資対効果を予測する導入企業専用のソフトウェアをASPサービスで提供するため、企業担当者は市場動向に合わせて自分自身で様々な条件を設定し、最適な投資配分を予測することもできます。

さらに、HABIT※2 HAAP※3 をはじめとする博報堂独自の生活者データベースや広告メニュー最適化ツール等を活用することで、「MarketShare Optimizer ™ 」によって導き出された最適な投資配分を基に企業のマーケティング戦略・広告メディア戦略まで策定することが可能です。

H-COMPASHSについて

本ツールは「MarketShare Optimizer ™ 」と共通の先進的な計量経済学モデルに、HABITデータをはじめとする、博報堂が日本市場において蓄積してきた、メディア環境や業界特性についてのデータを組み込んでいます。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インターネット、屋外広告、チラシといった広告メディアに幅広く対応しており、日本市場における広告キャンペーンで広告主が使用するものをほぼ網羅しています。対象となるブランドの特性、メディア予算などの項目を入力することで、最適なメディア全体の投資額と個別メディアへの配分を算出することができます。

※2 HABIT(Hakuhodo Audience and Brand-User’s index for Targeting)
1996 年以来、生活者個人に対してアンケート調査を実施して開発している博報堂オリジナルの生活者データ。

主な特徴

  • 生活者個人の属性や生活行動/意識まで多面的に幅広い内容をまとめて把握できるシングルソースデータ。
  • 12~69 歳男女 5000 サンプル(エリアは、東京・大阪)
  • 企業ブランド、商品ブランド合わせて約 1000 のブランドが対象。
  • 主要なブランドの調査項目については年次推移も分析が可能。

※3 HAAP(Hakuhodo Approach to Advertising Planning)
博報堂独自の広告メディアオプティマイザー(最適化ツール)。認知、理解、購入意向などを目的指標にして、もっとも効果的な広告メディアプランを作成できる。また、既存の広告メディアプランからビークル、ユニット、出稿回数、掲載スケジュールなどの条件を入力することで、そのプランの有効性を評価することもできる。