国土交通省が設定する「屋外広告物適正化旬間」が始まる。期間は9月1日~9月10日の10日間。良好な景観を形成するため、国は平成16(2004)年に景観法を制定、屋外広告物法の改正等により、景観との調和を欠いた違反屋外広告物の撤去を求めるなどの措置がとられている。
その後、平成22(2010)年度からは毎年9月1日から9月10日までを「屋外広告物適正化旬間」として、企業や国民に対し、意識啓発を図る活動が始まった。
今年度は、期間中に全国で53件のイベント等が開催される。そのほか、違反屋外広告物の簡易除却など、日頃の取組みを集中的に実施するものや違反屋外広告物調査、ホームページや行政広報誌を利用した広報活動など、150の地方公共団体で屋外広告物の適正化のための取組みが実施される。
期間中は、「違反屋外広告物県内一斉除却キャンペーン」(神奈川県・鎌倉市)や「屋外広告物美化キャンペーン」(千葉県・千葉市・船橋市・柏市)が開催されるほか、東京都区市内では、計25カ所で、道路内の電柱等に放置された捨て看板、はり紙、はり札、広告旗、立看板などを集中的に除却するキャンペーンを実施する。期間中は、都、市、区、道路管理者、警察、民間事業者、都民等が共同で除去を行う。
また、石川県金沢市では「金沢市まちなみ広告景観賞」を実施。周囲の景観とも調和するデザインの屋外広告物を表彰している。
[昨年の受賞企業]
■株式会社柴舟小出(金沢市いなほ 2丁目地内)
周囲の景観に配慮しつつ、金沢らしさと企業イメージを反映させた品格あるデザインの屋外広告物とした。
■西原物産株式会社(金沢市長田本町地内)
店舗改装にあたり、建物と屋外広告物のバランスに配慮し、周囲の景観とも調和するデザインの屋外広告物とした。
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