デザイナーや美大生らが、東日本大震災の被災地の子どもたちのためにクリスマスオーナメントを制作する「ユニセフ 祈りのツリープロジェクト」が今年も開催される。
同プロジェクトは日本ユニセフ協会および祈りのツリープロジェクトの主催によるもので、2011年のクリスマスには、2000人を超えるデザイナーがオーナメントづくりに参加した。銀座・有楽町には、子どもたちの幸せを祈るシンボルとして祈りのビッグツリーが誕生。また、被災地の子どもたちにはオーナメントと共に100本以上のツリーが届けられ、保育園や幼稚園でのクリスマス会も実施された。
2012年も、昨年と同じように、Webサイトを通じてプロジェクトに参加するデザイナーや美大生を募集する。銀座・有楽町に祈りのビッグツリーを設置すると共に、今年は特に、震災で母親をなくした父子家庭や、福島から避難している子どもたちなど、いま優しさを必要としている被災地の子どもたちに、ツリーを届け、クリスマス会を実施する予定だ。
参加方法は昨年同様で、サイト上で5種類のオーナメントから1種類を選んび、送付された組み立てキットを自由にデザインし、返送する。同じ型のオーナメントを2つ制作し、1つは銀座・有楽町での展示に、1つは被災地の子どもたちの元へ届ける。今年は1200名を目標に、10月10日まで参加クリエイターを募集するという。
「震災への関心が少しずつ薄れていく今年だからこそ、昨年と同じように行うことに意味がある。昨年『何かしたい、何か力になりたい』と願った気持ちを、みんなにもういちど思い出してほしい」とプロジェクトの世話人である福島治さん、永井一史さん、並河進さんは呼びかけている。
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