4月に始めさせていただいたこのコラムも今回で最終回です。いわゆるブログの類いも、ましてや本の執筆のようなこともやったことのない自分がコラムなんか書けるんだろうかと、最初は不安もありましたが、やってみると自分自身が普段考えていることの整理が出来ましたし、電通のグループ会社という立場から独立する上での覚悟のようなものが出来ました。独立をしてから3ヶ月が経ちましたが、今のところこれまでとほとんど何も変わらず、毎日楽しく仕事をする事ができています。ここまで読んでいただいた方に、そしてこのような機会を与えて下さったアドタイに、心から感謝いたします。
さて、最終回は僕が考えるdofの未来についてお話ししたいと思います。連載の第1回目に述べさせていただいたように、電通のグループ会社という立場になんの不満もあるわけではありませんでした。むしろ、電通グループにいなければできなかった仕事、出会い、楽しい思いや経験を沢山させていただきましたし、そういう意味でdofという会社と自分自身を育ててくれた電通には感謝の気持ちしかありません。
では、なぜわざわざリスクをとってまで独立をすることにしたのか。
一言で言うと、「必要とされ続ける会社であり続けるため」ということに尽きます。創業してこれまでの8年間、大変なことも苦しいこともありましたが、基本的には楽しくやりがいのある、「ハッピーな仕事」に恵まれてきました。独立したあとも、今までの8年間と同様、いや今まで以上にハッピーに、ハッピーな人たちと、ハッピーな仕事をしたい。常に「自己ベストハッピー更新」という気持ちでやっていきたい。それで社員や、一緒に仕事をしている人たちや、世の中がハッピーになるのならこんなにいいことはない。
そう思っています。
(次ページヘ続く)
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