最終回。なぜ、多様性は強いクリエイティブを生みだすのか?

驚くほど、日本車が走っている国。

ティト率いる僕らのチームは、日本生まれのクルマのブランドを担当している。そのクリエイティブの打合せに参加しながら、僕はふと胸が熱くなるときがある。それは、世界各国から来たクリエイターが、日本生まれのブランドについて「このブランドならこう語るべきだ」「いや、それはブランドらしくないよ」なんて真剣に熱く議論をしている瞬間だ。アメリカにいる君たちが、日本生まれのものに、そんなに本気になってくれるんだ、と。日本生まれのブランドは、日本人のものであるけれど、世界中で乗ってくれている人のものでもあるのだ。

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原田 朋(TBWA\HAKUHODO クリエイティブディレクター)
原田 朋(TBWA\HAKUHODO クリエイティブディレクター)

1972年生まれ。博報堂入社後コピーライターとして配属され、2010年からTBWA\HAKUHODOクリエイティブディレクター。主な仕事に、講談社スティーブ・ジョブズ自伝「みんなのしおり.jp」、日産自動車ジューク「世界一退屈なバナー広告」、日産自動車ノート「海上発表会」、キリンビバレッジ「出た!生茶パンダ先生」など。カンヌサイバー部門ブロンズ、TIAAシルバーなど受賞多数。2012年クリエイター・オブ・ザ・イヤー メダリスト。

http://www.dislab.jp/#/dna/tomoki.harada

原田 朋(TBWA\HAKUHODO クリエイティブディレクター)

1972年生まれ。博報堂入社後コピーライターとして配属され、2010年からTBWA\HAKUHODOクリエイティブディレクター。主な仕事に、講談社スティーブ・ジョブズ自伝「みんなのしおり.jp」、日産自動車ジューク「世界一退屈なバナー広告」、日産自動車ノート「海上発表会」、キリンビバレッジ「出た!生茶パンダ先生」など。カンヌサイバー部門ブロンズ、TIAAシルバーなど受賞多数。2012年クリエイター・オブ・ザ・イヤー メダリスト。

http://www.dislab.jp/#/dna/tomoki.harada

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