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コラム

Jリーグ、アジア進出をめざす

住友商事がJ2・コンサドーレ札幌のスポンサーになったわけ――Jリーグのアジアビジネスのこれから

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成功の鍵はスピードと巻き込み

2012年1月にアジア戦略を開始し、次の20年に向けて新たな一手を打ち始めたJリーグ。約2年が経ち、少しずつですがテレビ放送される国は増え、ASEAN選手獲得により現地からJクラブへの注目が集まるようになり、さらには企業の新たなビジネス創出にもつながっていくなど、さまざまな成果も見えるようになってきした。

ここに至るまでに最も重視してきたことは、何と言っても“ スピード ”でした。どのような仕事・組織でもそうかもしれませんが、これからは何をするにしてもスピードが重要になってくるのではないかと思います。

Jリーグのアジア戦略も、数多くの失敗を繰り返してきていますが、それを失敗で終わらせず、次の施策に向けた糧とし、スピードを持ってさまざまなチャレンジを続けてきました。


住友商事がコンサドーレのスポンサーとなり、リーグ史上初めてベトナム語の看板が掲出された。

また、既存の枠組みに捉われないということもポイントだったように思います。サッカー業界に留まらず、多くの機関や企業を巻き込むことで、サッカーができることの可能性を拡げていくことができました。

これからも多数の困難や障壁が待ち受けていると思いますが、スピードをさらに増し、より多くの方を巻き込み、チャレンジして行きたいと思っています。日本とアジアを、世界のサッカーの中心地にしたい。そしてやはり、将来的には、ワールドカップで日本代表が優勝することを実現したいと思っています!!