コラム

ドン・キホーテの訪日外国人誘致戦略の仕掛け人が行く!

1日の折り返し地点は昼ごはん?夜ごはん?――インバウンド販促の“秘伝”③

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さて、みなさん。ここでもう一つの質問をしてみたいと思います。あなたは、今日の昼ごはんにどのくらいのお金を使いましたか?

「まだ食べてないよ」、という人は、この後いくらの昼食を食べるつもりですか。また、毎日手作り弁当派だという方は、外出先でたいがいランチにいくら使いますか?

おそらくだいたい千円くらいじゃないでしょうか。お小遣いの少ないお父さんだと、最近はワンコイン(500円)という人も大勢いらっしゃるのではないですか。自分もそのくちです。日々昼食に2千円、3千円も使う人はおそらく大富豪だと(個人的には)思います。

一方、職場の仲間と夕食をとるとき、ちょっとビールや酎ハイなんかも飲んで、きっちり千円に収めようと考える人はいますか。夕食はだいたいワンコインで抑えているという人はいますか。おそらく、そんな方は超少数派だと思います。

このように考えると、人の財布は時間帯で違うのだと思います。なぜ、こんな問答をしているかというと、昼の市場より、夜の市場の方が、財布の紐が緩むこと、すなわち夜市場の経済規模の大きさを説明してみたかったのです。

夜のショッピングに加え、上述のような24時間営業のIR(カジノ)施設、ダンスクラブなどが公認されれば、日本の夜の魅力がさらに増し、我が国のインバウンドも、ようやく世界標準の闘い方ができるようになるのだと思います。

これからのインバウンドマーケティングの鍵は、デイマーケットの重要性はもちろんながら、これに加え、ナイトマーケットへの注力にこそあると思います。

言うまでもなく、日本に住まう我々にとっても、また訪日客の皆さんにとっても、世界一安全安心な街の治安の維持と確保は、不可欠なことであり、大前提ではありますが、観光行政に携わる方々、また民間のマーケティング担当の方々には、ぜひ「時間軸での観光立国戦略の推進」をお勧めし、またお願いしたいと強く思っています。

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