メール受信設定のご確認をお願いいたします。

AdverTimes.からのメールを受信できていない場合は、
下記から受信設定の確認方法をご覧いただけます。

×
コラム

ニューヨーク突撃記 PARTY NYCの挑戦

「なぜ外国人はさっさと帰るのか」の謎はいかに解けたか

share

6時に仕事が終わる理由はとてもシンプルだった

社員のトムは、日系企業であるPARTYのやり方にいろいろ驚いたりもしていますが、アイデアを出すスピードや、資料をつくるスピードでは、今まで仕事してきた人の中でもピカイチです。

私はそのために何をしてきたか。それはとてもシンプルなことでした。とにかく平日の仕事を効率よく集中してやり、土日に絶対に残さないようにする。それだけです。

この業界では、金曜日の夜などに、「じゃあこれとこれを月曜日の朝までにやっといてー」という残酷な指令が下ることが非常に多いのですが、それをなるべくさせないために、土日に降ってきそうな仕事は予測できる限り金曜までに徹夜してでもやっておく。本末転倒に近いですが、月曜の朝に出社して平日帰宅せずに金曜の深夜に帰るようなことをしてでも、土日を空けることを優先しました。

海外の優秀な人は、みんなそれと同じことをやっている、というだけのことだったのです。仕事を長引かせないために、言われそうなことは全部先手をとって、やれるときに全部やっておく。で、とっとと終わらせて帰る。

もちろん人間だから、ゆるい仕事をしてしまって、夜中まで残らなくてはならないこともあります。しかし基本的には、帰るまでにその日すべきことはやる、というのが基本的な原理です。

そうでもない、自分の持ち場に責任を持たないいい加減な人ももちろんいるのですが、そういう人たちに何が起こるかというと、いきなり会社をクビになったりするわけです。

そういう意味で、かなりタフなのです。雇う限り、プロフェッショナルであることを要求する。結構、そういうシンプルな原理が根底にある感じはあります。

特にアメリカの人たちは、接客にしてもサービスにしても多分にぶっきらぼうなところがありますが、ちゃんとダイレクトに「これをやってくれ」と要求すれば、プロの仕事をきっちりこなしてくれたりするのです。

これは驚きでした。「海外(特にアメリカ)の人はみんな適当」という考え方は、完全に間違っていました。

次ページ 「世界のどこにいても本物のプロはきっちり仕事をする」へ続く

Follow Us