6月15日から21日まで開催された「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」にて、電通は現地時間19日の15時から「THE AUGMENTED HUMAN – THE FUSION OF CREATIVE AND TECHNOLOGICAL INNOVATION IN SPORTS」と題するセミナーを開催した。
タイトルにある「AUGMENT(増大する)」というテーマに沿い、テクノロジーを活用し人の持つ可能性を広げる提案が行われた本セミナー。登壇したのは電通の佐々木康晴氏だ。
佐々木氏の「今日は、広告の話はしません」という宣言のもと、始まったプレゼンテーションでは、このたび新たに開設された「Dentsu Lab Tokyo」についても発表がなされた。
同ラボがクライアントの研究者や開発者、アーティストやテクノロジスト、データ・サイエンティストなど電通社外の多様なプロたちとの共創を目指していることから、現在共にプロジェクトを進めるフェンシングの太田雄貴選手とライゾマティクスの真鍋大度氏、そしてHuman Augmentation研究の第一人者である東京大学大学院・情報学環の暦本純一教授も登壇。
セミナー終了直後に座談会を開催し、4名に話を聞いた。テクノロジーを活用することで、人の可能性はどう拡大し、それがスポーツにどう活かされるのか。また、この取り組みが今後、どのようにコミュニケーションビジネスに活かせる可能性があるのか。(本文中・敬称略)
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