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Behaviorを基にしたマーケティングーー「個客理解」と「リアルタイム対応」

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シンプルなことをクイックに 誰にとっても使いやすいを追求

しかし個客を理解し、リアルタイムのマーケティングを可能にするようなツールでは、その運用に際し、マーケター側にもツールの専門知識が必要とされていた。

岩佐氏も「当社では、これまで『IBM Campaign』がその役割を担ってきました。今回、現場のマーケターの方たちに、より手軽に導入していただけるSaaS型の『Silverpop』の提供も開始しました。小さい規模で施策のPDCAを回し、そのデータを蓄積することでマーケティング活動の精度向上に貢献していければ」と話す。

「Silverpop」は大きくは、①顧客・見込み客との接点を通じて得られるあらゆるデータから、その行動、行動パターンを捉え、活用する「Behavior(行動)マーケティング」。②見込み顧客を顧客、さらに優良顧客とし、収益化につなげるまでの全プロセスを管理する「Lead to Revenue Management」。顧客がプロセスのどこにいるかを把握し、一人ひとりの顧客に対して効果的な施策を重ね、リードをナーチャリング(育成)することで、マーケティング活動を収益へとつなげるサポートをする。③個客の行動パターン、ニーズにリアルタイムに対応するEメールマーケティングの3つの機能を提供するツール。

「Silverpop」は大きくは、①顧客・見込み客との接点を通じて得られるあらゆるデータから、その行動、行動パターンを捉え、活用する「Behavior(行動)マーケティング」。②見込み顧客を顧客、さらに優良顧客とし、収益化につなげるまでの全プロセスを管理する「Lead to Revenue Management」。顧客がプロセスのどこにいるかを把握し、一人ひとりの顧客に対して効果的な施策を重ね、リードをナーチャリング(育成)することで、マーケティング活動を収益へとつなげるサポートをする。③個客の行動パターン、ニーズにリアルタイムに対応するEメールマーケティングの3つの機能を提供するツール。

「IBM Campaign」は、困難なことを可能に、複雑なことをより簡単に、を支援するソリューションだ。一方、「Silverpop」は、シンプルなことをクイックに、を可能にする。

例えば本社で「Silverpop」を導入し、各地域の支社にもアカウントを渡し、権限付与のレベルを本社でコントロールしながら、各支社別のプロモーションにも活用させることが可能だ。「各店舗で、店員がPOPを書き換えるような感覚で、使えるツール」と岩佐氏。

さらにSaaS型であり、利用各社のデータはIBM側のサーバーに蓄積される。

IBMでは、これらのデータを統計的に分析し、施策をより効果的にするためのコンサルテーションも提供する。そのため利用社は、自社の実績に基づくPDCAの枠を超えた知見を得ることができ、マーケティング活動の精度を高めていくことも期待できる。

さらに「Silverpop」は、直前の接点でのデータも含めた行動パターン分析を行ってくれるので、その時、その瞬間の個客ニーズに合わせた、リアルタイムな対応も実現する。

「ビッグデータが注目されますが、刻一刻と移り変わる消費者の変化への対応を考えれば、大容量のデータを時間をかけて分析するより、日々のアクションを通じて知見を蓄積していく方がマーケティング活動の精度向上には貢献します。実店舗の店員も、商品を売りながら知見やノウハウを貯めていくもの。手軽に運用できる『Silverpop』の活用により、個客ごとの『Behavior』を蓄積し、顧客満足を高める行動パターン分析に活かしてもらえれば」と岩佐氏は話している。

【企画協力】
日本アイ・ビー・エム株式会社 ソフトウェア事業 スマーター・コマース営業部 
www.ibm.com/innovation/jp/smarterplanet/commerce/
E-mail.COMMERCE@jp.ibm.com