樹脂製サンダル「クロックス」を手がけるクロックス・ジャパンは3月5日、無人飛行機(ドローン)を活用したスニーカー新商品のプロモーションをスタートさせる。「空中ストア」と銘打った企画で、約80足が並ぶ高さ5メートル・幅10メートルのディスプレーを「東京ミッドタウン」(東京・港)に設置。参加者が選んだ色のスニーカーを、自動制御されたドローンがディスプレーから運んでくる。ドローンが運んできたスニーカーはつど返却するが、会場では、試着スペースで履き心地を確かめたり、商品を買うこともできる。企画制作はENJIN、BIRDMAN。
ドローンは、ディスプレーに設置したセンサーを元に飛行位置を割り出すシステムを含め、すべてのパーツを国内外から取り寄せて独自開発した。2月始めからは、都内で天井高10メートル規模の倉庫を借り、連日飛行テストを繰り返したという。ENJINの野村志郎氏は「商品特長の軽さを、驚きと共に体験していただきたい」と意気込む。
開催時間は昼11時から夜8時、期間は3月8日まで。クロックスは今年、ブランド日本上陸10周年を迎える。
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