コラム

企業トップが語る“次世代リーダー”の育て方

「与えられたポジションに対して力が足りないほど、その差を埋めるスピードはあがる」――エンターモーション 島田社長に聞く

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ASEAN地域にO2O、オムニチャネルソリューションを拡大したい

――最近の社会動向や消費者動向で、特に気になっているものはありますか?

やはりO2Oやオムニチャネル関連の動きは、われわれのビジネスに直結する内容なのでアンテナを張っています。でも、正直、まだやられたな!と思うものって出て来てないんですよ。O2Oやオムニチャネルという言葉自体は3~4年前から言われ始めましたが、我々は7年前より同様の取り組みをしており、今まさに、本当に大きな潮流になって来ているなと本当に肌身に感じます。

まだこの分野では、グローバルかつ圧倒的な存在感を出している企業もないので、本当に大きなチャンスがあると思ってワクワクしています。スマートフォンの普及もあり、消費者生活にも受け入れられやすい環境が整ってきているので、本当に大きな機会だと思います!

――今後の貴社展望をお聞かせください。

あまり詳しく言えないのですが、6月に、生活者の買い物をより便利にするスマホアプリをこの分野で影響力のある企業と提携してスタートする予定です。既に多くの大手の店舗企業の参画も決まっており、新たな事業展開として非常に楽しみにしています。今年は、これまで仕込んできたO2O関連の自社メディアやソリューションを様々な企業と提携してどんどん出していきます。

もう一つが、グローバル展開として成長が著しい東南アジアの市場を狙っていきたいと考えています。まだ東南アジアにはO2Oやオムニチャネルの仕組みがほとんど入っていないので、そこに参入して、現地でそれを実現するソリューションを展開する企業を立ち上げることを目論んでいます。国内で実績があり、効果の出ている仕組みを海外向けにローカライズし、まずはベトナム、マレーシアに展開していくことを計画しています。

この6月にはシンガポールのスタートアップ企業で働いていたエンジニアもジョインします。実際に海外で働いていた人財の雇用も含め社内のメンバーへの刺激になり、「店舗×IT」という文脈で新しい事業をグローバルで生み出していければと思っています。


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島田大介
エンターモーション 代表取締役社長

1975年兵庫県生まれ。慶應義塾大学卒業後、日商岩井に入社。その後、投資育成会社、bitvalleyで著名なネットエイジを経て、米国のネット企業の日本法人を含むベンチャー企業数社の取締役を歴任。2003年夏にエンターモーションを設立し、現在、同社の代表取締役社長。

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