カウンセリング化粧品ブランドの「IPSA（イプサ）」は8月、発売30周年を記念したデジタルコンテンツ「FACE MELODY」をローンチした。

ユーザーの顔を解析し、自分だけの音楽が生成できるWebコンテンツ「FACE MELODY」。音楽に合わせた楽曲名も自動生成される。

「FACE MELODY」は、ユーザーの顔写真を独自のアルゴリズムで解析することで、一人ひとり異なるオリジナルの音楽を生成できるミュージックジェネレーター。「あなたの顔を音楽に」をコンセプトに、一人ひとりが持つ美しさを音楽で表現するもので、公開から約3週間が経った9月14日現在、累計アクセス数が3万回を突破した。

具体的には、PCやスマートフォンで顔写真を撮影、またはアップロードすると、次の4つの項目に基づいて画像が分析され、音楽が生成される。

〇「SMILE LEVEL」：表情を解析して、ベースになる音楽を選定。
〇「FACE BALANCE」：顔のバランスを解析して、リズムパターンを選定。
〇「FACE COLOR」：肌の色を解析し、アレンジを決定。
〇「LIGHTNESS」：全体の明るさを解析し、100パターン以上のミックスに振り分ける。

膨大な組み合わせパターンの中から紡ぎ出される音楽に加えて、投稿した顔写真を元にWebGLの3D表現を駆使した映像も生成され、両者を組み合わせたミュージックビデオが再生される。

「FACE MELODY」再生中の様子。

30年にわたり、肌測定器「イプサライザー」で顧客の肌測定やカウンセリングを行い、一人ひとりに最適な美容法を編み出してきたイプサ。今回のコンテンツは、周年を機に新たに掲げたブランドメッセージ「肌を、解く。」にちなんで企画制作された。お客さまの肌と向き合い、肌を解き明かし、その人だけの美しさを引き出すレシピをつくる–創業以来のブランドコンセプトを表現したこのメッセージを、ユーザーに体感してもらう狙いがある。

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