2年目コピーライターの苦悩。

[寄稿者一覧はこちら]【前回のコラム】「思いを企画にすることを教わった「先輩コース」」はこちら

プロ野球、クライマックスシリーズが盛り上がる、10月の神宮球場。10月末には、もうひとつの大イベントがあります。東京六大学野球秋季リーグ戦最終週 華の早慶戦・慶早戦です。最後のコラムでは、2年目コピーライターの苦悩と、春の早慶戦ポスター制作とこれからのことを整理します。

自分が一番好きなもので、コピーを書いてみる。

広告について大学で学ばなかった私は、配属直後から挫折しました。大変失礼な話ですが、私は糸井重里さんの名前すら知らなかったのです。広告を知らないというより、教養がないという言葉がぴったりかもしれません。

有名コピーライターの名前が一人も言えない。好きなコピーも特にない。最初から崖っぷちだった私は、なんとか同期に追いつこうと必死でした。

そのなかで私はコピーについて研修で学んだことをノートに書き留めて、その方法で応援部に関するコピーを書いてみる、ということを続けています。

学んだことを実践せずに、自分の頭の中で気持ちよくなっているだけでは、なんの進歩もないと先輩に言われたことがきっかけです。学びを自分のものにするために、自分が一番知っているもの、広告したいものでコピーを書いてみる。そしてそれを友達や先輩、後輩に見てもらう。すると、自分の書いた言葉が本当に人に届くかどうか、痛いほど分かりました。

続きを読むには無料会員登録が必要です。

残り 1889 / 2435 文字

KAIGI IDにログインすると、すべての記事が無料で読み放題となります。

登録に必要な情報は簡単な5項目のみとなります

「AdverTimes. (アドタイ)」の記事はすべて無料です

会員登録により、興味に合った記事や情報をお届けします

宣伝会議 コピーライター養成講座事務局
宣伝会議 コピーライター養成講座事務局
宣伝会議 コピーライター養成講座事務局
この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

このコラムを読んだ方におススメのコラム

    タイアップ