キーノートは元AKQAのレイ・イナモト氏の「未来の作り方」
キーノートスピーチではAKQAから独立し、Inamoto & Coを立ち上げたレイ・イナモト氏が務めた。日本人(日本企業)の特性とAIの特性を合わせると、モノづくりのプロセスを1~10とすると、日本企業が得意とするのは9~10の領域。一方1~9の領域はAI、0~1は人間という風になるのではという内容であった。本スピーチに関してはSensorsのサイトに詳細のレポートがあるのでそちらを参照されたい。
超人気だった、豪華AIのセッション「人工知能が生み出す未来」、テレビ視聴ポイントの「CHARiN」など
とりわけ人気だったのが博報堂DYメディアパートナーズの森永真弓氏がモデレーターを務める人工知能のセッションであった。
登壇したのは東京大学大学院工学系研究科特任准教授の松尾豊氏、作家の冲方丁氏、情報学研究者・IT起業家のドミニク・チェン氏、メディアアーティスト・筑波大学助教の落合陽一氏の4人。筆者もメモを取るのがままならぬほどの濃い議論が展開され、AIは人間の仕事を奪うのか、AIとどの様に付き合えばいいのかと言った議論が展開され、各々の持論が展開された。
さらに、日本テレビとバスキュールで設立したHAROiDがテレビ視聴ポイント「CHARIN」を今夏より開始すると発表。新しい時代を予感させるものだった。
「i(アイ)トレンド」バックナンバー
- すべてのマーケティングがサブスクリプション化する?~マーケティング協会のイベントで感じたこと~(2018/5/11)
- 高付加価値経済の実現のために、なぜ賃上げが有効なのか(2018/4/23)
- デジタルテクノロジー/マーケティングの進化で実現するシェアリングと所有の二極化経済(2018/3/13)
- 2018年の日本はデジタルテクノロジー・マーケティングの進化により、ようやく適正価格の高付加価値エコノミーに進化する(2018/1/26)
- ピザ生産遅延、無料クーポン行列、集配遅延はなぜ起きたのか?(2016/12/26)
- まだ始まっていない日本航空の「どこかにマイル」の大ヒットを予想する理由(2016/12/01)
- AI(人工知能)は人類を超えるのか?(2016/7/20)
- カンヌ・サイバー部門総括「社会派の作品はチタニウムに集約へ」(2016/6/24)
新着CM
-
人事・人物
ダイハツ工業、「三つの誓い」改革推進部を設置(24年4月1日付)
-
販売促進
採れたての初日の出を電力に 受賞者が明かす「販促コンペ」企画が実現するまで
-
販売促進
価格帯の二極化進む外食市場 インバウンド活況の裏で人手不足も、日本フードサービス...
-
販売促進
本屋経営者も参考にする「透明書店」 販売状況など経営の裏側を公開、freee
-
広報
大塚製薬、会社経営者に「社員に対する健康管理への意識調査」実施
-
AD
販売促進
サイフへの到達率は93% 受取り手である生活者の“暮らし”を尊重するBtoC送金...
-
特集
「宣伝会議賞」特集
-
マーケティング
マーケ部企画G長など歴任 第一三共HC新社長の内田氏「過去最高の売上」に意欲
-
クリエイティブ
「フカフカ」「ポヨンポヨン」……Suicaペンギンのお腹に触れる広告が話題に