『逃げ恥』のヒットから考える「広告とはそもそも、心を動かすコンテンツではないか」という話

動画広告はバナー枠と同じ感覚で置いてはいけない

動画広告が花盛りです。はっきり伸びている。広告手法として根づきはじめています。でも、私にはその多くがうまい形態になっていないと思えるのです。

だって、ニュースサイトの面白そうな記事を開いて最初のほうを読んでいると、その見出しに覆いかぶさるように枠が出てきて動画広告を流しはじめるんです。あるいは、記事を読んでるとその途中に枠が「うにょー」と出てきたり、記事の1ページ目の最後に動画広告枠があったりして、とにかく記事を読もうという気持ちを逆なでしてくるのです。暴力的でさえある。

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境 治(コピーライター/メディアコンサルタント)
境 治(コピーライター/メディアコンサルタント)

1962年福岡市生まれ。1987年東京大学卒業後、広告会社I&S(現I&SBBDO)に入社しコピーライターに。その後、フリーランスとして活動したあとロボット、ビデオプロモーションに勤務。2013年から再びフリーランスに。有料WEBマガジン「テレビとネットの横断業界誌 Media Border」を発刊し、テレビとネットの最新情報を配信している。著書『拡張するテレビ ― 広告と動画とコンテンツビジネスの未来―』 株式会社エム・データ顧問研究員。

境 治(コピーライター/メディアコンサルタント)

1962年福岡市生まれ。1987年東京大学卒業後、広告会社I&S(現I&SBBDO)に入社しコピーライターに。その後、フリーランスとして活動したあとロボット、ビデオプロモーションに勤務。2013年から再びフリーランスに。有料WEBマガジン「テレビとネットの横断業界誌 Media Border」を発刊し、テレビとネットの最新情報を配信している。著書『拡張するテレビ ― 広告と動画とコンテンツビジネスの未来―』 株式会社エム・データ顧問研究員。

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