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コラム

アスリートとつくる、熱量の高いファンのコミュニティ

レッドブル社員がメディアで語らない、語らなくていいのは理由がある

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著者がプロデューサーとして関わっていたソーシャルイノベーションウィーク渋谷で、「Urban Dance Exchange」というストリートダンスのイベントで登壇するB GIRLのAMIさん、B BOYのGEN ROCさん、TAISUKEさん、HIPHOPダンサーYASSさん

パフォーマンスをするTAISUKEさん

イベントの主役は誰なのか?

前回、レッドブルが、なぜイベントを多数開催するのかについて書いたのだが、ここで改めて考えておきたいのは「イベントの主役は誰なのか」である。イベントには、参戦・参加するメンバー、観戦・鑑賞する人、そしてスタッフがいる。

スポーツ観戦の場合、ご存知の通り勝敗があり、アスリートのパフォーマンスによって、その場の雰囲気はかなり左右されるのだが、それでも観戦者の応援やテンションによって盛り上がりのレベルはあまりにも違ってくる。さらに裏で支えるメンバーが、この場にどれだけの情熱を込められるか、唯一無二の機会を作り出すべく対応できるかが大事だと思っている。

イベントの質は、裏方の努力が本当に大事で、実はこの熱意や努力はアスリートにも伝わっている。表に出るアスリートが「主役」なのは間違いないが、応援する人や裏で支えるスタッフもなくてはならない存在だとしたら、「わき役ではなくて別の意味での主役」だと思っている。

次ページ 「アスリートとブランドの関係って何なのか?」へ続く