I-ne、日産自動車が実践する、顧客の心を動かすカスタマージャーニーのつくりかた
第2部では加藤希尊氏をモデレーターに、I-neの今井新氏、日産自動車の堤雅夫氏をパネリストに迎えて進められた。テーマは「カスタマージャーニー」で、冒頭では自己紹介に加えて両社のカスタマージャーニーも紹介、そのマップを参考にしながら議論した。
幅広い車種を展開する日産自動車では、それぞれにターゲットとなるペルソナが存在する。その設定をするためには、実際に生活している消費者を知ることが必要だ。堤氏は「当社は、お客さまを理解する活動に力を入れている」と話し、その多岐に渡る調査の種類を解説。調査専門の部署が存在していることにも触れた。
一方の今井氏は「顧客を理解し、その上でその人が憧れるインフルエンサーやアーリーアダプターがどういう人なのかを見つける。リアルのターゲットよりもインフルエンスする存在を掘り下げて、そういう存在がどこにいるのか、どんな媒体に触れるのかというところからコミュニケーションを設計しています」と解説し、アプローチの違いを感じさせた。
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