コラム

ビデオコミュニケーションの21世紀〜テレビとネットは交錯せよ!〜

「ひたすら量」から「先に質、次に量」へ。広告の指標が変わろうとしている。

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新しい測定方法が始まっても、相変わらず話題は世帯視聴率

導入されたものの、何がどう変わったのか、よくわかりませんでした。ネットでは相変わらず、これまで同様の世帯視聴率の数字が飛び交ってました。ドラマが始まるたびに「〇〇、10%超えの好スタート!」とかの見出しが躍る。あれ?変わったんじゃないの?

そうしたら年明けに、こんなメッセージが書かれたチラシを目にしました。

へー、そうなのかあ。

つまり、2018年4月からスポット取引に「All & P+C7」が導入されたものの、これまで通り「世帯視聴率」が一般的には使われているままだった。「〇〇、好スタート!」の記事に出てくる「10%超え」の10%とは世帯視聴率のことだったんです。そしてテレビ局内部でも、同じように「10%好スタート!」と、よく黄色い紙に書かれて貼り出されていたのが今も続いている。これを日本テレビは社内的に変えますよと業界で告知しているわけですね。

日本テレビでは今年から社内的に「All & P+C7」の「All & P」の数字を指標として使うようになったわけでしょう。「C7」の方は7日後以降じゃないと数字が出ませんからね。あくまで社内で使う指標。でも世帯視聴率から個人視聴率への移行は、全国に広がる、との話もあります。だったらもう個人視聴率に全体的にシフトしないのかな?と側から見ると思います。いずれ変わるんだから、もう変えちゃえば?と。

次ページ 「視聴率が世帯から個人になると、何が変わるのか?」へ続く

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