【CES2021】ベライゾンCEOプレゼン「5G」は未来をつくるプラットフォーム(玉井博久)

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没入型エンターテイメント・ラーニングにも活用

5Gは単に人々をつなぐだけでなく、今までにない新しいつながり方を生み出します。その一例として、ベライゾンはスポーツと教育の分野の取り組みを紹介しました。アメリカのNFL(ナショナル・フットボール・リーグ)で、観客とより近くになれる取り組みです。

NFLのアプリでは、ベライゾンの5Gの技術を駆使して、試合を7つの異なるカメラで視聴できるようにすることで選手のプレイを間近で見ることができます。またARを使ってバーチャルプレイヤーをつくり出し、自分がまるでその試合でプレイする1人であるかのように試合の流れを体験することができます。こうした体験はこれまでのスポーツ観戦の楽しみ方を変えるものです。

NFLアプリでは5Gスーパースタジアムと題した新しい体験を提供

同社は、この没入型エンターテイメントと同じように、没入型ラーニングにも取り組んでいます。5Gのラグタイムの少ないメリットを生かし、子どもたちが教室にいながらも、教室内では手にすることのできない貴重な資料に触れる体験を実現するものです。例えばスミソニアン博物館に「AR博物館体験」を提供。ARを使うことで、子どもたちは教室から出なくとも博物館に保管される貴重な資料に触れることができます。

同じくニューヨークにあるメトロポリタン博物館とも没入型のデジタルギャラリーをローンチしています。貴重な傑作に誰もが簡単にアクセスできるようにしているのです。

ベライゾンは5Gを活用した没入型のつながりを進めています。数年の間に5Gを100校に導入する支援活動を行うと発表しました。また2030年までに1000万人の若者のデジタル格差をなくすといいます。また同じようなパンデミックが起こったとしても、人々が物理的な距離をとりながらもつながり、まるで一緒にいるかのような生活ができる日も遠くないのかもしれません。

玉井博久
Glico Asia Pacific Regional Creative & Digital Senior Manager 
兼 江崎グリコ アシスタントグローバルブランドマネージャー

広告会社側(リクルート、TUGBOAT)のクリエイティブと、広告主側(グリコ)のブランド構築の両方の経験を生かして、デジタルを活用した顧客体験(CX)を手掛けカンヌライオンズなど受賞多数。著書に『宣伝担当者バイブル』。2018年より3年連続CESに足を運び最新のデジタルテクノロジーを視察。得られた知見を、マーケティング、Eコマース、コンテンツプロデュースに活用。シンガポールにてASEANのECビジネスを2年で10倍以上拡大させる。2012年より日本のポッキーの、2016年より全世界のポッキーの広告を統括。ポッキーは、2020年にチョコレートコーティングされたビスケットブランドの世界売上No.1*として、ギネス世界記録™認定。

*タイトル:最大のチョコレートコーティングされたビスケットブランド/2019年 年間世界売上高 推計$589,900,000 (国際市場調査データによる)国際市場調査のデータ分類上、クリームでコーティングされたビスケットも含まれる。

 

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