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コラム

澤本・権八のすぐに終わりますから。アドタイ出張所

カラオケでしか歌ったことがなかった2人が突然デビュー。ラッパー界のシンデレラ現る!(ゲスト:chelmico)【前編】

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同一人物が書いたとは思えないラブソング「ミルク」

権八:この「Easy Breezy」も入っているアルバムが出るんですよね?

レイチェルマミコ:そうなんです。

中村:8月26日発売の3rdアルバム、『maze(まぜ)』。メイズではなく?

マミコ:はい。

中村:さらに、先行シングルとして「ミルク」「ディスコ」がリリースしていると。チェルミコの先行シングル第一弾の「ミルク」はどんなイメージでつくられたんですか?

マミコ:なんかバラードつくりたいってところから、大きく優しい愛みたいなものをテーマに書き始めました。今出ている歌詞の内容だと、普通に男女二人を置いて書いているんですけど、最初は、植物に水をあげる行為とか、料理することとか些細なことの愛みたいな感じで書き始めていたんです。だけど、なんかちょっとしっくりこないことが多くて。初めて5回くらい書き直してね?

レイチェル:うん。

権八:へえーーー!

マミコ:結局人を置いてこの歌詞になったんですけど、普通にラブソングは書きたいなと思っていたので、そこから直球になっていきましたね。

中村:そういう時には、二人で「愛って何よ?」みたいな(笑)?

一同:(笑)。

中村:「私にとって愛とは……」みたいな。

権八:ちょっとオカマっぽい。

澤本:半沢(直樹)っぽい(笑)。

レイチェル:二人では話し合ってないですけど、お互いの歌詞を見てなるほどっていうか……。マミちゃんの愛の捉え方ってこういうことなんだなーって。それを受けて私もラップを書く。この曲はそういう感じでしたね。

マミコ:そうだねー。

権八:これMVも切ないし、なんかこう……いいですよね。

レイチェルマミコ:ありがとうございます。

権八:このほら、朝、口くっさーとか(笑)。妙にリアルで(笑)。面白いですよね。

マミコ:ヒップホップですねー。

レイチェル:確かにリアルだね。

権八:このメロウな感じが、いいですよね。

澤本:そうそう。この「ミルク」って曲は、同一人物が書いたとは思えない(笑)。

マミコ:確かに、そうですよねー。ラップしてないですしねー。

権八:こういう側面も二人にあるんですよね?きっと。

マミコ:うーん……。

レイチェル:こういうのも好きだよね。

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