電柱広告関連企業が組織する全国電柱広告連合会(全電連)は、5月28日を「電柱広告の日」として、日本記念日協会に認定・登録した。電柱広告の発祥は、明治23年5月28日、当時の警視庁から東京・麹町の電柱に国内で初めて広告掲出許可が出されたことにさかのぼる。ここから5月28日を「電柱広告の日」としたという。
電柱広告は133年の歴史の中で、地域に根づいた誘導案内広告として独自の地位を確立してきた。昨今では、防災・防犯・交通安全・地域支援などの「公共表示型」電柱広告や、スポンサー付きの「地域貢献型」電柱広告など、新たな発展を見せている。
NTT電柱の電柱広告を販売するテルウェル東日本では、記念日に合わせてYouTube動画を配信。自治体と協定を結んだ公共表示型広告の事例や、地域貢献型広告の事例を紹介している。千葉県の銚子電鉄のコラボ型応援広告(通称『銚電柱』)や、地域のスポーツチームの応援広告を掲出した事例を見ることができる。
ほか、全電連ではホームページの開設、ポスター・チラシの全国配布、公式Twitterの開設などを実施。Twitterでは電柱広告のある風景の写真を投稿する「#電柱広告の日」投稿キャンペーンを行っている。各社では期間限定の割引キャンペーンなどを行っており、6月30日までをキャンペーン期間として業界全体で盛り上げていく。
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