新事業は「儲からない偽善のビジネス」
同事業のきっかけについて、ひろゆき氏は「道路や水道などインフラは元に戻りつつあるが、人が住み続けるには雇用が必要」と問題を提起。商売が成り立つ環境を整えるために民間でできることを検討した結果、被災地域の特産品を買い取るというアイデアに至った。
利益を追求しない点が特徴で、継続可能な形にするため黒字経営は目指すものの、支出を増やすことで利益幅を抑えるという。被災地支援において営利活動は批判の対象になりがちだが、「やらない善よりやる偽善」という考えに基づき、「儲からない偽善のビジネス」としてアピールする。
このサービスによって企業としてのメリットはないと明言しており、ひろゆき氏は「復興したらこのサービスは必要なくなる」と話した。
通常のように安く仕入れて高く売るビジネスではなく、適正価格で特産品を買い取ることで生産者を支援する考え。価格設定についても、地域に資金が回るよう高めに設定されているという。それでも被災地を支援したいと考える人をターゲットに想定している。