IP・コンテンツビジネスをめぐり、9月も企業間の提携や事業体制を強化する動きが相次いだ。セガはNetflixと、複数のゲームタイトルを映像化するパートナーシップを発表。NTTドコモとWOWOWは映像配信サービス「Lemino」を共同事業化し、新会社を設立する。ロッテホールディングスはコンテンツIP事業を手がけるスモール・プラネットの株式20%を取得した。各社の動きをまとめる。
セガ×Netflix、複数のゲームIPを映像化 「クレイジータクシー」実写映画に
セガは9月15日、Netflixと、同社が保有する複数のゲームタイトルを映像化するパートナーシップを発表した。
第1弾として、1999年にアーケードゲームとして登場した「クレイジータクシー」を実写映画化する。実写コメディとして制作し、「裸の銃を持つ男」(2025年リブート版)を手がけたダン・グレゴア氏とダグ・マンド氏が脚本を担当。「ソニック・ザ・ムービー」シリーズを手がけたニール・H・モリッツ氏、トビー・アッシャー氏、中原徹氏が製作を務める。
さらに、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」のキッズ向けアニメシリーズと、「龍が如く」シリーズを手がけるRGGスタジオの新作ゲーム「STRANGER THAN HEAVEN」の実写映画も企画している。
セガとNetflixは、実写コメディ、キッズ向けアニメ、実写クライム・アクションと、それぞれ異なるジャンルでゲームIPの映像化を進める。
「クレイジータクシー」ではゲーム側の展開も予定しており、2027年にはシリーズ完全新作「クレイジータクシー:ワールドツアー」を発売する予定だ。
Netflixのノンフィクション・トランスメディア部門バイス・プレジデントのブランドン・リーグ氏は、ゲームには映像化に必要な「キャラクター」「世界観」「ファンダム」がすでに備わっていると説明。今回の3タイトルについて、既存ファンが支持してきた魅力を生かしながら、新たな視聴者にも届けていくとしている。
ドコモ×WOWOW、「Lemino」を共同事業化 新会社設立、グローバルIP創出へ
NTTドコモとWOWOWは9月24日、映像配信サービス「Lemino」を共同事業化すると発表した。10月1日に新会社「WOWOW Lemino」を設立し、Leminoの運営を開始する。両社が6月15日に締結した資本業務提携に基づく取り組みとなる。

