悩み続けて20年、PRパーソンの僕が考える、パブリック・リレーションズ発想をマーケティングに活かす道

みなさん、こんにちは。

このコラムでは、ブランドや商品のメッセージが広告だけでは届きにくくなった現在の情報環境の中で、既存の広告、さらにはPRとは一線を画した新しい方法論として、「ブランデッドコンテンツ」を中心テーマに据えてパブリック・リレーションズ発想のマーケティングへの活かし方を考えてきました。

今回は、本コラムの総括として、ブランデッドコンテンツが自走し、売りにつながるために押さえなければいけないポイントと今後の可能性についてまとめてみたいと思います。

この連載をきっかけに、ブランデッドコンテンツに積極的に取り組んでいる企業の方々とお話をする機会が増えました。目的や狙いはそれぞれ違うものの、ブランデッドコンテンツに取り組む上での課題意識や実際にやってみて見えてきた見解について議論させていただく中で、共通点として浮かび上がってきたポイントがあります。

今後ブランデッドコンテンツに取り組むにあたり、押さえておくべき点として、3点あげたいと思います。

情報接点の多様化にどう対応するか?

やはり、テレビコマーシャルだけではリーチできない消費者層が現れはじめたことを、リアルに多くの企業のマーケターの方々が感じています。

続きを読むには無料会員登録が必要です。

残り 1961 / 2468 文字

KAIGI IDにログインすると、すべての記事が無料で読み放題となります。

登録に必要な情報は簡単な5項目のみとなります

「AdverTimes. (アドタイ)」の記事はすべて無料です

会員登録により、興味に合った記事や情報をお届けします

赤坂 幸正(インテグレート 執行役員)
赤坂 幸正(インテグレート 執行役員)

1969年宮城県石巻市生まれ。1992年大学卒業後、PR会社株式会社コムデックスに入社。長崎県のハウステンボスを中心に、福岡や佐賀などを巻き込んだディスティネーション企画を推進するなど、マーケティングPRの基盤を築く。さらに、2000年初頭に「アセロラ」「ココア」「機能性ヨーグルト」など食品分野における機能性PRのプロジェクトに数多く参画。
2007年株式会社アイ・エム・ジェイとインテグレートのジョイント企業3iへの参画を経て、2008年からインテグレートに所属。アカウントプランナーとして、マーケティング課題解決に向けた戦略シナリオとコンテンツ制作、統合型エグゼキューションプランニングに従事。

2009年より日本PR協会主催のマーケティングPRプランニング講座の講師も務める。

赤坂 幸正(インテグレート 執行役員)

1969年宮城県石巻市生まれ。1992年大学卒業後、PR会社株式会社コムデックスに入社。長崎県のハウステンボスを中心に、福岡や佐賀などを巻き込んだディスティネーション企画を推進するなど、マーケティングPRの基盤を築く。さらに、2000年初頭に「アセロラ」「ココア」「機能性ヨーグルト」など食品分野における機能性PRのプロジェクトに数多く参画。
2007年株式会社アイ・エム・ジェイとインテグレートのジョイント企業3iへの参画を経て、2008年からインテグレートに所属。アカウントプランナーとして、マーケティング課題解決に向けた戦略シナリオとコンテンツ制作、統合型エグゼキューションプランニングに従事。

2009年より日本PR協会主催のマーケティングPRプランニング講座の講師も務める。

この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

このコラムを読んだ方におススメのコラム

    タイアップ