中堅広告会社の日宣(東京都千代田区、大津裕司社長)は16日、ジャスダック市場に新規上場する。上場で信用力をつけ、事業拡大と新規採用に弾みをつけたい考え。
セールスプロモーション(SP)領域の制作力に強みを持ち、大手住宅メーカーの販促ツール制作や全国のケーブルテレビ局のチャンネルガイド発行などを手がける。2015年9月にホームセンターやドラッグストアの店頭で配布するフリーマガジンを発行する広告会社ハル・プロデュースセンターを吸収合併。医療・健康分野の広告需要開拓に力を入れている。
1947年創業で、今年4月に70周年を迎える。2016年8月に新本社ビルを竣工した。2016年2月期の売上高は43億3800万円。従業員は約100人。
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